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造られた衛星《月》・3 [古代の宇宙人]

1970年7月、ロシア。数々の月探査で集められた情報を数年に渡って調査した結果、モスクワの政府機関のふたりの研究員ミハエル・バシンとアレクサンドル・シェルバコフが、雑誌スプートニクにある論文を発表した。

その論文には、月に関する衝撃的な仮説が述べられていた。月は遠い昔、地球外生命体によって造られ、地球の軌道に運ばれてきたというのだ。

月研究家で作家のアラン・バトラー氏が語る。
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『ふたりのロシア人物理学者バシンとシェルバコフは、月が人工物だという仮説を導き出しました。その根拠は、月の内部が空洞だと考えられることでした。

物理学の法則に従えば、中心が空洞の天体は存在できないため、月は人工的に造られた物体に違いないと考えたのです』

彼等の仮説は、画期的なモノであった。月という天体に関する科学的知識を、根本から覆すものだったのである。

バシンとシェルバコフは、最も深いクレーターを基に、月の表層部の厚さはおよそ4キロだと算出した。NASAの調査によると、月の砂に含まれる主な元素は、クロムとチタンとジルコニウムだったという。

月という巨大な人工衛星を保護するためには、その三つの元素を合成した素材を使う必要があると、バシンとシェルバコフは書いている。宇宙では激しい気温差や強い放射線、隕石の衝突など、過酷な環境にさらされるためだ。

ジョルジョ・ツォカロス氏が解説する。

『彼等自身も、普通の仮説ではないと認識していたようです。しかし、あらゆる計算をして導き出された結果によって、その仮説が間違いないと結論付けたのです。出鱈目な論文を書けば、大学での地位を失う可能性もあります。

百パーセント真実だと納得していない限り、そのような論文は出さないと思います。やはり、月は人工物なのかもしれません。そうだとしたら、誰が月を造って現在の位置に置いたのでしょうか。そしてそれは、いつ頃のことなのでしょうか』
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ロシアの科学者たちは、月が宇宙船だと言う仮説を提唱している。外側は月のように見える物質で覆われていて、内部にはエンジンがあるというのである。

とんでも無い考えに聞こえるが、宇宙船であることを隠したければ、そのような物質で外側を覆い、自然の天体に見せかけることもあり得るという。

バシンとシェルバコフの論文が発表されて以来、彼等の説を支持する研究者たちが名乗りを挙げている。アメリカでも、1975年にはドン・ウィルソンが、76年にはジョージ・レナードが関連する本を出している。

彼等は様々なデータを詳しく調査して、月の奇妙な特性を示したのである。例えば、月の地質に観られる鉱物の構成は、地球とはまったく異なると主張している。

さらに、月の年齢は太陽系の年齢よりも上だと考えられるので、月は別の場所から運ばれてきたというのである。
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月は宇宙船であり地球の周りを回るために移動して来たと、今では多くの研究者たちが考えている。月が改造された天体であるなら、それを示す証拠があるはずである。

古代の伝説には、空に月が無かった時代に関する話がある。さらには、月が今ある場所に引っ張られてきたという説明もある。

ロシアの二人の科学者も同じように、月は運ばれてきた可能性があると言っている。その説は、古代の神話を裏付けるものだと言えるかもしれない。

作家のデビッド・チルドレス氏は語る。

『私達の良く知っている月は、特別の軌道で地球の周りを回っている巨大な宇宙船ではないかという見方があります。そして、月の内部と外側には、都市や建造物が隠れているというのです。

その主張は、理に適っていると私は思います。確かに、月には人工物のような特徴がみられるので、地球を監視するために置かれた巨大な宇宙船の一種なのかもしれません』
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    (月は、地球を監視するために存在する?)

月は、映画「スターウォーズ」に登場するデス・スターのような巨大な宇宙ステーションなのだろうか。地球外生命体は、月を使って地球を監視しているのだろうか。そうだとしたら、その宇宙人は今も月にいるのだろうか。

1966年11月。アポロの宇宙飛行士たちが月面着陸を成功させる3年前、ルナオービター2号が月の周回軌道にいた。この探査機の役割は、アポロの着陸場所を選定するために、高解像度の月面写真を撮影することだった。

その写真の1枚に、先のとがった塔のような影がいくつも写っており、研究者たちの目に止まった。ルナオービター2号が撮影したエリアは「静かの海」と呼ばれる場所で、アポロ11号の着陸地点からわずか300キロ離れた場所だった。
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    (写真は不鮮明なため、想像図を載せました)

先のとがった塔は全部で8本あり、一番高いものは15階建てのビルに相当する高さだと推定された。古代エジプトのオベリスクにそっくりだということであるが、一体なぜ月にあるのだろうか。
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          (オベリスク)

天文学者の計算によれば、その奇妙な塔は、自然に形成されたものとはとても考えられない高さだという。

月には常に隕石が雨のように降り注いでおり、45メートルもの高さの物体が立ち続けることは不可能であり、よってその塔は人工物である可能性が高いと指摘するのは、作家のマイク・バラ氏だ。

又、作家のアラン・バトラー氏はアポロ計画について、次のように述べている。

『NASAがアポロ計画を進めた理由の一つが、その人工の建造物だったと推測できます。宇宙飛行士を月に送り、詳しい情報を入手しようとしたのではないでしょうか』(つづく)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
映画「スターウォーズ」の惑星破壊兵器デス・スターのように、月は地球外生命体が造った人工物であるという仮説を基に論文を書いた二人のロシア人科学者に、拍手を送りたい。

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造られた衛星《月》・終 [古代の宇宙人]

アポロ11号の月着陸船が降下中に、NASAのコンピュータから奇妙なアラームが出た。それは1202というコードのアラームで、コンピュータがデータを処理しきれない場合に表示されるものであった。
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なぜなら、パイロットのオルドリン飛行士は、二つのレーダーを作動させていたからであった。ドッキング用(下方向)と側面監視用(横方向)の二つのレーダーである。

オルドリン飛行士とNASAは、月面にそびえ立つ十数階建てビルの高さに相当する塔に、月着陸船が衝突する危険性があることを知って、それを回避するために側面レーダーも作動させていたと思われるのだ。

NASAは、月面に建造物があることを認識しているのだろうか。1960年にNASAは、月で宇宙人の証拠が発見された場合、社会にどんな影響が及ぶのかを調査させた。

その報告書を読んだ研究者達は、もし月で地球外のモノを発見しても、社会の混乱を避けるために一般市民には公表しないことを決めたという。

デビッド・チルドレス氏は、語る。

『アポロ計画が始まってからすぐの頃から、研究者達はNASAやロシアが撮影した月の写真を、こぞって調べています。建造物が写っていないか探すと、奇妙なものが見つかりました。

地球外生命体が月に居て、それらの建造物を建てたと考えられるのです。私達は、その写真を見ることが出来ます。NASAの科学者たちは、写真を本物とは認めてはいませんが』

月の建造物と同じくらい興味深いのは、月で目撃されている不思議な光や説明のつかない現象である。月の表面から発せられている断続的な反射光は以前から観測されていて、1835年にはイギリスの天文学者フランシス・ベイリーも目撃している。

アポロ11号の宇宙飛行士バズ・オルドリンも、宇宙船の窓からその光を見たと語っている。だが、彼等は地球へ帰還する途中だったので、詳しい調査は別の人に託すつもりであったという。

その光は、月の異常現象としてNASAの報告書に明記されている。動き回る光や立ち上る煙など、月面で起こりうるはずの無い現象が目撃されている。このことは、今も月で繁栄している地球外文明があることを示しているのだろうか。

月には建造物があり、説明のつかない現象が起きているということが事実なら、それは地球外生命体が月を占領していることを示しているのだろうか。古代宇宙飛行士説の提唱者たちは、それを裏付ける証拠が月の裏側に隠れていると考えている。
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月は夜空で最もよく見える天体だが、見えている面はいつも同じだ。月は地球の周りを同期回転している。つまり、地球の周りを一周する間に、一回自転するのである。そのため、月面の41パーセントは地球からは決して見ることが出来ない。

地球と月の距離が近いので、重力の影響が関係して周期運動が同じになる。そのため、地球にいつも同じ面を見せている。このことは、色々な憶測につながる。

地球から直接見えない面があるとしたら、広大な施設を造るのにうってつけだからである。SF小説にもあるように、月の裏側に基地を置くことができるであろう。

『月の裏側にある、月の指令本部と呼ばれる基地へ連れて行かれたと告白している人々が、実際にいます。そこは宇宙のあちこちに置かれている基地の一つで、地球外の文明が様々な宇宙計画を極秘に進めている場所だというのです。

アポロの宇宙飛行士たちによって撮影された月面の偵察写真には、確かに建造物に見えるものが写っていました』
こう語っているのは、作家で紛争問題に詳しいマイケル・サラ博士だ。
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(下;上の写真の建造物と思われる物体に、着色した写真)

月の裏側で、稼働している基地があるのだろうか。そこは極秘の基地であるだけでなく、宇宙人の基地でもあるのか。それが事実なら、一般市民にすべてが公表されたらどうなるのだろうか。

デビッド・チルドレス氏が、述べる。

『月の起源や月で起きていること、月に建造物があることや月に宇宙人がいることなど、地球の人々が月に関するすべての事実を知ることになれば、今まで真実だと信じてきていたことがすべて崩れてしまうと思います。

空を見上げれば、地球外生命体によって造られた物体が地球の周りを回っているという事実を、受け入れるようになるのです』
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作家のウィリアム・ヘンリー氏は、次のように語っている。

『人類を支援するために、宇宙人が地球の周りに月の形をした宇宙船を置いたという考えは、科学的に否定出来ないと思います。恐ろしい話かもしれませんが・・・』

アポロの宇宙飛行士たちは、我々が知らされていない何かに遭遇したのだろうか。月の探査が中断したのは、月に宇宙人が移住している証や、月自体が人工物である証が存在しているからなのだろうか。

四十数年ぶりに行われる月探査によって、遂に月という謎の天体に関する全容が明らかになるのかもしれない。人類の過去が地球外にあることも、分かるのだろうか。(終わり)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
月が地球外生命体の造った人工の衛星で、地球から見ることができない裏側に月面基地を造っているとしたら・・・このことが真実であると知らされた日から、夜空を見上げるのが怖くなるに違いない。

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仮面ライダーX(1) [Xライダー]

巨大な悪の組織ゴッドに父と共に殺された神敬介は、瀕死の父の手によって仮面ライダーXとして蘇った。その使命は世界の平和と正義を守るため、敢然と謎のゴッド機関を相手に戦うのである。

第一回は、第21話《アポロガイスト最後の総攻撃!・前編》を取りあげます。

原作;石ノ森章太郎
脚本;伊上 勝
企画;平山 亨 阿部征司
音楽;菊池俊輔
技斗;高橋一俊
監督;内田一作

【前回までの話は・・・
ゴッド秘密警察第一室長から、日本支部の大幹部に招聘されたアポロガイスト。しかし、怪人達に任せた作戦はことごとく失敗し、自らの進退をかけた「狂い虫作戦」も失敗する。Xライダーとの一騎打ちで決着をつけようとするアポロガイストだが、Xキックを受けて爆死してしまう。
だが、ゴッドに魂を売り渡していた宮本博士と川上博士によって再生手術が行われ、右手にアポロマグナムを装備した強化アポロガイストが復活、再び神敬介の前に勇士を現した・・・】


◆ゴッド機関の日本秘密基地アポロン宮殿で、毎日3時間の射撃訓練に励むアポロガイスト。目的はもちろん、宿敵Xライダー打倒のためのトレーニングである。

いつもの真っ白なスーツではなく、柄入りの黒いメキシカン・ポンチョを羽織り、全体を黒で統一したスタイルで射撃訓練に励んでいた。
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銃弾はすべて、的確にマトの中心を貫いていた。だが、今発射した一発が、中心から数センチ外したことに気付いたアポロガイスト。

警備隊長に1週間前からの標的データを持ってこさせると、その状態は3日前から始まっていることに、ようやく気付くのであった。

『300発撃って、すべて中心に命中していたのが、3日前には1発、昨日は2発ミスをしている。(右手を見ながら)この指先に狂いが生じているのか・・・』

司令室へ戻り、しびれる右手指先を見ながら不安に駆られる、白いスーツのアポロガイスト。警備隊長が持って来たホットコーヒーを飲もうとして、カップの取っ手をつかみ損ない、中身をこぼしてしまう。
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そんないつもと違うアポロガイストの姿に、警備隊長は健康を気遣う。だが、気位が高いアポロガイストは、不死身を誇る身体が不調であることを隠そうとして、強く否定してみせるのだった。

『オレはゴッド総司令から、不死身の身体として蘇らせてもらったはずだ。その手術をしたのは宮本博士と川上博士・・・』

その夜、アポロガイストは宮本博士の自宅へ侵入し、徹夜している宮本博士の前に姿を現した。

『ア、アポロガイスト!どうしてここに?』
『聞きたいことがある。君は俺の再生手術を行った。だから君に訊けば、理由が解かると思ってね』

『(心当たりがある博士は)身体の調子が?』
『3日前からだ。時々手の指がしびれて、感覚がなくなるのだ』

『そうか、とうとう始まったのか・・・』
『何?とうとう始まっただと?それはどういう意味だ!』
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再生手術によるアポロガイストの生命は、1か月間しか続かないのだ。手の指のしびれが始まると次に足の自由が利かなくなり、やがて脳波が停まって死ぬと、宮本博士は言う。

『何?その最後が来るのは、いつだ?』
『3日前に指がしびれたのなら、早くて今日一杯、遅くても明日』

アポロガイストは、もう一度再生手術をやるよう宮本博士に迫った。しかし、専門分野が違う川上博士がいなければ再生手術は出来ないと、宮本博士は説明するのだった。

再生手術の後、川上博士はあるミスを犯してしまい、アポロガイストはそれを許さず、博士を処刑してしまったのだ。

もはや生き延びるための手段は無いのかと思ったアポロガイストに、宮本博士はある提案をする。

『Xライダーの持つ、あのパーフェクターだ。あのパーフェクターを君の心臓部に移植すれば、死なずに済むはずだ・・・』

アポロガイストはその話を聞いた途端、自分の生き延びる道を見つけたと知るや、ゴッドにとって使い道の無くなった宮本博士を、新装備のアポロマグナムで殺害してしまった。

立花藤兵衛は、若い女性アルバイト店員チコとマコを使って、普段はコーヒーショップを営んでいる。だが、オートバイで世界グランプリ優勝の夢をつかむことを、あきらめたわけではない。その夢を、今は神敬介に託していた。

神敬介のタイムトライヤル練習中の立花藤兵衛に、夢遊病者のように近寄ってくる男性がいた。ストップウォッチでタイム計測に夢中で、男の存在に気付かない藤兵衛。

男はいきなり、藤兵衛に襲いかかってきた。走行コースから戻ってきた神敬介が藤兵衛を助けてみると、男は宮本博士ではないか。

だが、様子がおかしい。すると宮本博士の声がアポロガイストの声に代わり、口を開かずにしゃべり始めた。

『神敬介、いやXライダー。アポロガイストは君に最後の挑戦をする。勝負の場所は、ゴッド秘密基地アポロン第二宮殿の格闘場だ』

12時間以内に来ないと、人質のチコとマコの命は無いとアポロガイストの声は脅迫し、宮本博士(らしき操り人形)はしゃべり終わると、爆発してしまう。

急いで立花コーヒーショップへ戻った敬介は、そこで数人の床に倒れている客と、カウンター上にあるゴッド指令人形を見つける。ゴッド指令人形はアポロガイストの声で、アポロン第二宮殿への地図を入れたカプセルを渡すと言って、爆発した。
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ゴッド指令人形は爆発する直前、「無事にたどり着けるかな」という言葉を残して爆発している。このことを不審に思う神敬介の足元で、敬介の足首を突然グッとつかむ死んだ客たち。
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それらは、一度Xライダーに倒された怪人マッハアキレス、ユリシーズ、プロメテスだった。怪人達は、神敬介をここで倒してしまおうと襲いかかってきた。
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『セッタップ!』
レッドアイザーとパーフェクターを高くかかげると、すばやく装着した神敬介はXライダーに変身した。(つづく)


★★★★★★★★★★★★
アポロガイストは、当初1か月程度で次の大幹部に代わる予定であったと言う。だが、人気が予想を超える高さだったため、一度死んだものの復活させることになった。ちなみに、アポロガイストの後任には、ブラックマルスという幹部が決まっていた。ひょっとしてブラックマルスは、人間大のキングダークだったのかもしれない。

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仮面ライダーX(2) [Xライダー]

今回は、第21話《アポロガイスト最後の総攻撃!・後編》を取りあげます。

【前回までの話は・・・
Xライダーとの一騎打ちに敗れたアポロガイスト。だが、再生復活を遂げる。宿敵Xライダーを倒すため、日々射撃の腕を磨くアポロガイストは、ある日身体の異常に気づく。再生復活した肉体では1か月間しか生きられず、手のしびれが始まれば数日の命と知らされたアポロガイスト。
延命のカギを握るのはXライダーのパーフェクターだと知り、アポロガイストは決着をつけるため、Xライダーをアポロン第二宮殿に呼び出した・・・】


◆荒らされた店内で、3人の再生怪人達に襲われた神敬介は、怪人達を倒すためXライダーに変身した。ユリシーズとプロメテスを倒したXライダーは、生け捕りにしたアキレスを使い、敵の裏をかく作戦に出ようとする。

『このアキレスが、敵の言うことを聞くと思うか!』
『アキレス!せっかくよみがえった命だ、大事にしたいとは思わないか?』

『オレの命を助けるとでも・・・』
『約束する。それにお前ほどの男が、いつまでもアポロガイストの命令どおり働くには、惜しいと思うが・・・』
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立花藤兵衛も加わって、Xライダーはアキレスを(おだてながら)説得すると、アポロガイストのウラをかく作戦をアキレスに授けた。

店に戻った立花藤兵衛は、ひどく荒らされた店内の片づけをしながら、ぼやいていた。
『クソ、ゴッドめ。店の賠償請求でも送りつけてやりたいくらいだ!』

すると、カウンターの上に札束が放り投げられ、笑い声が響いた。
『ハハハハ。それだけあれば、店の修理に足りるかな?神敬介の香典だ。例え敵にでも、良い印象を残しておきたいからな・・・』

『ふざけるな!二人(チコとマコ)を返せ!』
立花藤兵衛は白いスーツのアポロガイストに殴りかかるが、彼の敵では無い。
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失神させられて肩に担がれ、アポロガイストは立花藤兵衛を誘拐する。藤兵衛が誘拐されたことを知らない神敬介は、アキレスに連行されるフリをして、アポロン第二宮殿入口へ到着した。

『(神敬介)いいか、うまくやるんだ・・・』
『(アキレス)まかしておけ!』

『(門番)だれだ?』
『俺だ、アキレスだ。アポロガイストに伝えろ。神敬介を捕まえてきたのだ』

アキレスはそう言って、パーフェクターを左手に持つと、正面にかざして見せた。宮殿のトビラが開き、アキレスと神敬介はエレベータに乗る。ふたりの乗ったエレベータは、落下していくかのように地下9階へ下って行った。

エレベータを降りたところで、宮殿警備兵が神敬介を引き渡すよう要求したが、アキレスは自分が連れていくと言って、アポロガイストがいる指令室まで警備兵に案内をさせた。

扉が開き、警備兵に促されて中へ入ると、アポロガイストは右手のアポロマグナムでいきなりアキレスの右腕を撃ち抜いた。
『(アキレス)ウギャー!!』

アキレスが裏切っていることを、アポロガイストは知っていたのだ。その腕が吹き飛んだ衝撃で、アキレスの左手からパーフェクターが転がり落ちた。素早くパーファクターを拾う神敬介。

『(アポロ)しまった!アキレスがパーフェクターを持っていたのか・・・』
『(神)このパーフェクターが、どうかしたのか!』

神敬介は、アポロガイストの目的がパーフェクターにあることを知らない。2発目のアポロマグナムは、アキレスの体を完全に吹き飛ばしてしまうのだった。

『神君、なかなかうまい手を使ったな。だが、俺には通用しないのだ!』
『さすがはアポロガイスト、よく見破ったな!』

神敬介は、油断したアポロガイストをアキレスに襲わせて、生け捕りにするつもりでいた。だが、アポロガイストの方が一枚上手であった。

周りにいた宮殿警備兵たちが、神敬介を捕まえようと襲いかかって来た。敬介はキックとパンチを繰り出しながら、警備兵たちを蹴散らしていく。

すると奥の部屋から、マコとチコの声が聞こえてきた。警備兵たちを蹴散らしながら、ふたりの呼ぶ声が聞こえる部屋へ入ってみると、そこにはテープレコーダーが・・・。
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騙された敬介に、隠しトビラが開いて再生怪人のケルベロス、死神クロノス、ヘラクレスが襲いかかってきた。スキをみてXライダーに変身した敬介は、3人の再生怪人達を次々と倒していった。

アポロガイストを倒すつもりで、敵の本拠地アポロン第二宮殿に乗り込んだXライダー。一方、アポロガイストは、早くパーフェクターを手に入れないと、命の炎が燃えている時間はもう残り少ない。

とうとう決着をつける時が来た。宮殿内の野外ステージ上に出現するアポロガイスト。「ここだ!」と自己顕示するアポロガイスト。
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Xライダーはアポロガイストを見つけると、自分のいる位置から大きくジャンプして同じステージ上に着地した。対峙するふたり。

戦う前に人質の行方を聞くXライダーに、ステージから見える山の頂上を指差して教えるアポロガイスト。そこには、柱に後ろ手に縛られて警備兵に看視された二人の姿が。

『(アポロ)三人目はあそこだ!』
Xライダーにとって予想外の人物が、ギロチンの枷(かせ)に首を入れられようとしていた。

『あっ、おやっさん!』
Xライダーは、とっさにマシン・クルーザーを呼び、空からアタック(攻撃)させた。

立花藤兵衛の首をはねようとギロチンのヒモを握る怪人メドウサは、クルーザーに激突された衝撃で、藤兵衛の代わりに自分が首をはねられてしまった。危機を脱した立花藤兵衛は、チコとマコの救出に向かった。
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Xライダー対アポロガイスト、決戦の時は来た。Xライダーのライドルホイップ(サーベル状の剣)とアポロガイストの剣との対決。そして、右手のアポロマグナムが、Xライダーを狙撃した。だが、銃弾は後ろの崖を直撃する。

『どうしたアポロガイスト!百発百中を誇るお前の腕のハズが』
『聞け!俺はまもなく死ぬ。その運命からは逃れられない。だが一人では死なん。貴様も道づれだ!』

アポロガイストは、自らを炎に包んで火焔車となり、Xライダーへ突進していった。間一髪、ジャンプして衝突を回避したXライダーは空中で1回転すると、Xキックを炸裂させた。
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火焔車から元の姿に戻ったアポロガイストはよろめいたまま倒れ、大爆発して散った。アポロガイストの死とともに、アポロン第二宮殿も大爆発し、跡形も無く砕け散った。

宿敵アポロガイストを遂に倒したXライダー。だが・・・
『オレの名は、キングダーク。いずれ貴様と戦うことになるだろう。会う日を楽しみにしているぞ、ハハハハ』

謎の声の主・キングダークが、新たなる敵としてXライダー・神敬介の前に立ちはだかるのだった。(終わり)

★★★★★★★★★★★★
Xライダー・エンディングの対決風景は、東北・上越新幹線の高架橋やトンネルの工事現場で撮影されたものではないだろうか。雪が残る工事現場で、神話怪人たちと戦うXライダーの雄姿。とてもカッコイイと思ったものだ。

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仮面ライダーX(3) [Xライダー]

今回は、第22話《恐怖の大巨人!!キングダーク出現!・前編》を取りあげます。

原作;石ノ森章太郎
脚本;伊上 勝
企画;平山 亨 阿部征司
音楽;菊池俊輔
技斗;高橋一俊
監督;内田一作

【前回までの話は・・・
ある日アポロガイストは、射撃訓練の途中で身体に違和感を覚える。手術に携わった宮本博士から復活期間は1か月しかないことを知らされ、同時にXライダーのパーフェクターがあれば延命出来ることを教えられる。
アポロン第二宮殿で決着をつける戦いに挑むアポロガイストだったが、Xキックを受けて爆死してしまう。すると、新たなる敵・キングダークが出現し、Xライダーへ宣戦布告をするのだった・・・】


◆天気のいい休日に、海へ遊びに来たサナエと兄。断崖の上から海を眺めながら、ふたりは断崖に沿って作られた遊歩道を歩いていた。

遊歩道から外れた所に咲く美しい花を見て、サナエは「まぁ、きれい!感嘆の声をあげる。優しい兄は、妹のためにその花を取ろうとしたが、足を滑らせて崖下へ転落してしまう。

幸いにも、草に覆われた斜面を滑り落ちただけで大きな怪我も無くすんだ兄は、滑り落ちた場所から程ない所に、人が入れる程度の大きさの洞穴を見つける。

『サナエ、ちょっと下りて来ないか!』
不気味な音がするこの洞窟を妹にも見せたいと思った兄は、サナエを呼び寄せるのだった。
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中から聞こえてくる不気味な音。怖がるサナエに、洞窟に吹き込む風の音だと解説する兄。好奇心に駆られた兄は、懐中電灯の灯りを頼りに探検することに。妹は兄に手を引かれて、少しずつ歩いていく。すると巨大な石像のようなものが、二人の目前に現れた。

『兄さん、あれは?』
『落ちついてごらん、ただの石像だ・・・一体誰が何のために』
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暗くて石像の上半身しか見えないが、ツノが生えた巨大な頭を、右手で頬杖をつく姿で造られているようだった。ふたりがもっと近づいて見ようとした時、像の両目がパっと開いて赤く光った。

すると、意志に逆らい、兄の体が石像の左手の中へどんどんと吸い寄せられていく。サナエに早く逃げるよう叫んだ兄は、絶叫をあげながら左手の中で握りつぶされてしまう。

出口へ向かって急いで逃げるサナエだが、反対側からきた怪人達を見て、恐怖のあまり失神してしまうのだった。

『全員そろっているか、ジンギスカンコンドルよ。ガマゴエモン、サソリジェロニモ、カブトムシルパン』

巨大な石像だと思われたモノは、ゴッドの新大幹部キングダークであった。キングダークの前に並ぶ4人の怪人たちは、世界の極悪人の魂と動植物を合体させた新怪人たちであった。キングダークは、ジンギスカンコンドルに指令を与えた。


『その昔、数百万の人間を殺した蒙古の王・ジンギスカンの悪魔の心に、コンドルの凶暴性をプラスした男。お前の持つ力で、日本中を震いあがらせるのだ!そして、この地上から、Xライダーを消すのだ』

『この女を最初の犠牲者に、吸血鬼作戦を開始いたします!』
足元には、気を失ったサナエが横たわっていた。ジンギスカンコンドルの鋭い口ばしが、意識の無いサナエの首筋に噛みついた。

立花コーヒーショップへバイクを乗りつけた神敬介は、花束を持って出かけようとするアルバイトのチコとマコに出会った。ふたりは山上病院に入院中の友人サナエの所へ、お見舞いに行くところなのだ。


『なんでも、海岸で何かあったらしい。一緒に行った兄さんが亡くなったとか』
店内で立花藤兵衛に事情を聴いた敬介は、何かよからぬ予感を感じていた。

山上病院でサナエを見舞うチコとマコは、花瓶に花を活けながら、どこか元気が無い様子のサナエをみて、心配そうに話しかける。やさしい兄が亡くなったせいだと、思う二人。それと、左手首の包帯が痛々しい。

怪我を心配してマコが包帯に触ろうとすると、「触らないで!」激しい口調で拒否をするサナエ。病室に院長が入ってきて、病人の精神的ショックを理由に、もう帰ることを勧めるのだった。
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チコとマコが病室を出るとすぐに、院長はサナエの左手首の包帯を取り、その手首に噛みついた。すでに手首には、2本のキバの傷痕が付いていた。病院長の正体は、ジンギスカンコンドルなのだ。

『サナエ、今の二人の身許は?』
『マコとチコ。立花コーヒーショップでアルバイトをしています』
『あの二人が、Xライダーに関係のある二人か!』

サナエはジンギスカンコンドルに血を吸われ、血の奴隷と化していた。その頃、お見舞いを終えたマコとチコは、公園のベンチで休んでいた。

『(マコ)サナエ、元気が無かったね』
『(チコ)だって、あんないい兄さんを亡くしたんだもの・・・』
『(マコ)そういう原因とは、なんだか感じが違うようなんだけど・・・』

病院に漂う空気を読んでいたのか、ふたりとも何かおかしいと感じていた。二人のその様子を、空中から見ている目があった。ジンギスカンコンドルだ。Xライダーに関係する二人を襲おうとするジンギスカンコンドル。だが、神敬介のバイクが通りかかる。
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『貴様は何者だ!ゴッドの怪人ではなさそうだな!』
『オレの名は、ジンギスカンコンドル!命はもらった、神敬介!』

口ばしから発射するジンギスカンファイアのため、炎に包まれてしまう神敬介。ミニコンドルを飛ばしてさらに神敬介を襲わせ、足止めをさせている間にジンギスカンコンドルは、逃げるチコとマコに追いついた。
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ふたりを捕まえて血を吸おうとした時、Xライダーが現れてふたりを救出するのだった。ジンギスカンコンドルは、Xライダーとの勝負をせずに飛び去って行った。

立花コーヒーショップでは、狙われたふたりをどうすべきか、藤兵衛と神敬介が考えていた。そして、ふたりをシティホテルに隠すというアイデアを、敬介は提案する。

藤兵衛と敬介以外の人物とは接触しないことを言い含めると、マコとチコを高層ホテルの32階部屋へしばらく隠してホテルを出ていく敬介。
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高層ホテルのエントランスホールから出てくる神敬介の姿を、物陰からじっと見ている目。その人物の左手首には、キバの傷跡がついていた。(つづく)


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キングダークは、どうやって洞窟の中に入れたのだろうか。小さな部品を洞窟内に運び込んで、中で組み立てたのかな?(笑)

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