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不可解な痕跡・4 [古代の宇宙人]

アルメニア南部のシュニク地方。首都のエレバンからおよそ230キロ南東に向かえば、シシアンの町にたどり着く。この町のそばに、古代の石が数多く並ぶ高原がある。石は50トンを超えるものもあって、距離は500メートルに及ぶ。
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これが、別名アルメニアのストーンヘンジと呼ばれるカラフンジである。カラフンジは7500年前のものと推測されていて、イギリスのストーンヘンジよりも4500年も古いということになる。
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ここには、203個の加工された玄武岩が並ぶ。中央に置かれたヘンジと呼ばれる環状列石について、地理学者のニコラス・ハワーズ氏に訊いた。

『ストーンヘンジと聞けば、ほとんどの人がイギリスのものを思い浮かべると思うのですが、実はこういったヘンジやストーンサークルは、ヨーロッパ中にいくつも散在しているのです。しかし、どんな用途に使われたのかは、謎のままです』

ジョルジョ・ツォカロス氏が語る。

『カラフンジに住んでいたのがどんな民族で、誰がヘンジを作ったのか、考古学会では統一された見解はありません。唯一解かっているのは、ここにある環状列石が何らかの形の天体模型の一部であろうということだけです』

単に石を円状に並べただけの構造物から、古代人はどうやって天体の情報を得ていたのだろうか。カラフンジは、世界最古の天体観測所なのだろうか。2010年9月。イギリスのオックスフォード大学は、調査隊をここに送りこんだ。
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カラフンジの巨石遺跡が他の場所のものと違っている点は、石に小さな穴が様々な角度で開けられているということである。穴の開いた石は85個もあるが、どれもまるで天体望遠鏡のように見える。

前出の地理学者ニコラス・ハワーズ氏が語る。

『この穴は、どれも違う方向に向けて開けられていて、地平線の方角や空を指し示すように作られています。厳密に何を指していたのかは、解っていません。

ただし、これが人々の生活を天と結びつけるものであっただろうことは、考古学的な物証による裏付けが取れています。

つまりこの遺跡から解かることは、人類は初めて自分達が住む星が太陽系のどこに位置するのかを、体系的に理解しようとしたということです』

作家のデビッド・ウィルコック氏が語る。

『カラフンジの主要な石の配置が、はくちょう座の星の配置にピッタリと当てはまるということが、これまでの研究で解明しています。何千年も昔から世界中の様々な文明において、はくちょう座は天空の世界への入口だと考えられてきました。

人々はこの星座に力が宿ることや、自分達がこの星の出身で、死んだらこの星へ帰ることを信じていました』

古代のギリシャ人や中国人、その他の民族の人々も、はくちょう座には特別な力や意味があると信じていた。だが、なぜ世界中の文明が、同じ星座に関するよく似た神話を持っているのだろうか。

ジョルジョ・ツォカロス氏は、こう考える。

『もし私がよその星に行ったとして、その星のいろいろな場所で同じ話をして回ったとしたら、理由は一つしかないと思います。私達はあの星からやってきたということを、将来の子孫たちに伝えたいのです』

カラフンジの石の穴からはくちょう座を見ることは最早できないが、星座の位置が突然大幅に移動した理由には諸説あると、作家のデビッド・ウィルコック氏は語る。

『この遺跡が建てられた当時、地球の地軸は今とは違う位置にありました。当時は見えていた星座が今は見えなくなってしまったのは、地球の地軸が現在とはまったく違う傾き方をしていたからなのです』

一般的な学説において、地球の地軸は一定ではなく、約二万六千年の周期で円を描いて回転していると言われている。しかし、地軸は突然ズレることがあると唱える研究者もいる。

この者達によれば、急激な地軸の移動は気候の大変動をもたらすために、聖書にあるような大規模な洪水が起き、多くの生命が死に絶えるという。そうなるとカラフンジは、地軸のズレを事前に予知するための装置だったのではないだろうか。

前出のウィルコック氏が続ける。

『アルメニアのストーンヘンジは、地球外生命体が最初に訪れた場所だったかもしれません。地軸の急激なズレが以前にも起こっていて、何度も大規模災害に襲われていたとすれば、災害の発生には一定の周期があるのかもしれません。

災害を再び経験したくないと考えていた古代人にとって、星の観察は重要なことだったのでしょう』

地球外生命体は、カラフンジが作られる前から、この場所を訪れていたのだろうか。ストーンサークルよりもさらに古い時代に、この地域の岩に刻まれた絵の中に、手がかりが見つかるかもしれない。

前出の地理学者ニコラス・ハワーズ氏の主張は、こうである。
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『岩壁画の方が、時代的には古いんです。紀元前一万年に描かれた岩壁画とカラフンジは、まったく別時代のものだとするのが、私の主張です。石が建てられたのは、紀元前三千年から二千年といったところでしょう。

この場所には、多数の人の姿が描かれています。中には抽象化されて、何を表現したのか解からないモノもあります』

作家のジェイソン・マーテル氏が語る。
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『カラフンジには、人のような姿が彫られたレリーフもあります。これらの彫刻は、地球外生命体を写し取ったものかもしれないと言われてきました。球根のような形の頭に、釣り上がった目、現代においてグレイと呼ばれる異星人にそっくりです』
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石の彫刻は、天からの来訪者を写し取ったものなのだろうか。古代の宇宙飛行士たちが、カラフンジを離発着地点として、もしくは異次元への扉として利用していたとすれば、何か秘術を残してはいないだろか。現代において、この秘術が石の記念碑を建てるために使われていた可能性がある。(つづく)


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かつて地球には巨人がいたという神話もある。3メートルから5メートルの巨人なら、イギリスやアルメニアのストーンヘンジを作ることは、そんなに難しいことではないと思われる。ヨーロッパには散在しているというストーンヘンジ。かつて、サイズの大きな人間が存在したのではないだろうか。


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