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異星人の再来・1 [古代の宇宙人]

仮に明日、地球外生物が地球上に現れたら、どうなるだろうか。果たして、平和と繁栄の幕開けとなるのだろうか。それとも、宇宙戦争を引き起こすのか。

人類が孤独でないことが分かった時、この惑星のすべてが変わると言う者がいる。政治や宗教の在り方自体が、根本から覆されかねないと言う者がいる。誰もが異星人に出会いたいと思っているが、まずは小さな一歩を踏み出すことである。

我々の祖先は星の動きを図形に表し、星座として親しむ。そして、天体の動きを元に暦を作って、時を刻んだ。星は又、無数の神話や伝説を生んできた。そうした中には、別世界からの来訪者を物語るものも多い。

さらに、宇宙には全く別の文明が存在するという主張もある。作家のマイケル・クレモ氏も、そう主張するひとりである。

『例を挙げると、インドで見つかったサンスクリット語の記述には、この宇宙における他の太陽系、他の惑星、さらに他の次元には、我々人類に似た生命体が40万以上も存在すると、記されています・・・』

その生命体は、どこにいるのだろうか。古代宇宙飛行士説のとおり、地球を訪れ去って行ったのか。もしそうなら、また地球に戻るのだろうか。

今、世界中の科学者たちは待つことを止め、地球外知的生命体を探すために行動を起こし始めている。新しい技術により、我々の祖先が何千年も前に信じていた物語が、現実となるのだろうか。
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1960年。天体物理学者のフランク・ドレイクは、ウエストバージニアに奇妙な望遠鏡を建設した。この望遠鏡は、第二次世界大戦で過剰生産されたレーダー装置を基に作られた。電波アンテナを搭載していた電波望遠鏡である。

簡単な計算で、電波望遠鏡は何万光年も離れた星と星との間で電波を送受信できることが解ったため、ドレイクは電波望遠鏡を近くの星に向け、宇宙からのメッセージを受信しようとしたのである。

当時としては、奇抜な発想であった。ドレイクはメッセージを受信できなかったが、このことが電波天文学の先駆けとなった。姿が見えなくても、声なら聞こえるかもしれないということだ。

1961年。F・ドレイクと天文学者、物理学者、生物学者のグループは、SETI(セティ)と呼ばれる地球外知的生命体の探査計画を発足させた。巨大な電波望遠鏡を宇宙へ向け、耳を傾けるのがこの計画の目的である。

ドレイクは、知的生命体が存在する確率を方程式で示した。マサチューセッツ工科大学教授のサラ・シーガー女史が解説する。
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『ドレイクの方程式には、複数の因数が使われています。恒星の周りに惑星のある確率、その惑星が居住可能である確率、その環境に水がある確率、

その中で知的生命体が進化する確率、そして存在しうる文明の寿命も重要です。私達が解るのは人類の寿命だけですが、それすらも今はまだ、明らかになってはいません』

この方程式によれば、銀河系には1億以上の文明が存在する。作家でUFO研究家のビル・バーンズ氏は次の様に述べる。

『SETIの想定によれば、宇宙を移動できるだけの文明を築いた知的生命体ならば、電子を発明し、指紋を残すはずです。指紋とはつまり、反復信号のことです。反復信号は、仲間内でコミュニケーションを取るための信号です』

つまり、電波望遠鏡を使って異星人の反復信号が捕らえられるはずだ、と言うのである。1977年8月15日。SETI計画の望遠鏡は、いて座の方角から来る断続的な信号をキャッチした。

それは72秒間続いたあと、音信を絶った。SETI計画では、これを地球外生命体からの通信だと断定したが、その後何度探査を繰り返しても、より大きな望遠鏡を使っても、再び信号を受信することは無かった。

SETIが定めるガイドラインによれば、地球外生命体からの信号が明らかに認められた場合、関係当局に通知するまでは、すべてが極秘情報となる。その後、信号の発信元にコンタクトするかどうかは、政府の判断次第である。

そして、コンタクトの結果は、伏せられることもあり得る。異星人からのメッセージに含まれる情報が、人類の社会を大きく揺さぶる可能性があるからだ。そのことが我々の未来に何をもたらすかは、極めて重大な問題なのである。
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今もなおSETIは、世界最大級の巨大な電波望遠鏡で地球周辺の星を探査し、人工的な信号を追い続けている。
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数年のうちにSETIの新しい*アレン・テレスコープ・アレイがフル稼働するようになれば、百万を超える星の調査が可能になる。現時点で探査が済んでいるのは、例えていえば、広大な海の中のコップ一杯程度に過ぎない。

宇宙の彼方からの信号を待ち続けるSETIに対し、NASAは地球外生命体と直接コンタクトを図ろうとした。宇宙探査機にメッセージを託すのである。

ここで問題になるのは、我々が実際にコミュニケーションを取れるほどの近い場所で、進化を遂げた生物と出会えるかということである。
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1972年。NASAはパイオニア宇宙探査機に、初めて小さな金属板を取りつけることに合意した。人類が作った物体が、初めて太陽系を離れるミッションである。当時、NASAはコーネル大学のカール・セーガン博士にメッセージの作製を依頼した。
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カール・セーガン博士は有能な科学者であり、地球外生命体の探査に最も意欲的な天文学者であった。セーガン博士とSETI創立者のドレイク氏は、縦15センチ、横23センチほどの金で覆われたアルミ板に、人類と地球を表す記号を盛り込んだ。
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裸の男性と女性の絵、太陽系を表す図形とパイオニア号の予定される飛行軌道も記された。さらに、宇宙船の出発地点が解明できるように、太陽を取り巻く14のパルサー(規則的にパルス状の電波やX線を放射する天体のこと)の図も描かれた。

ここで難しいのは、我々の位置を伝えたくても、相手がどこで我々からのメッセージを受け取るのかが分からないという点である。

1977年。NASAはふたたび、ボイジャー宇宙探査機にメッセージプレートを取り付けることに同意し、セーガン博士は2度目の設計を行うことになった。2度目の金属板は、銅に金メッキを施したレコードアルバムであった。
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このレコードの基本的な使い方も、説明されている。金属ディスクであれば、すくなくとも10億年は持つだろうとセーガン博士は考えた。

ディスクには音声や映像が盛り込まれたが、地球外の高度な技術がこれを解明できるかどうかが、カギである。レコードには、様々な音が録音された。
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赤ちゃんの鳴き声、風の音、波と雨の音、動物の鳴き声、そして世界各地の古典音楽や民謡。アメリカからは、チャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」も選曲された。なぜ選曲されたかは分らないが、バッハの音楽も録音されている。

このほかに、建造物の写真と55か国語でのあいさつも盛り込まれた。G・ツォカロス氏が、指摘する。

『中でも一番重要なのは、シュメール語だと思います。なぜこのレコードに、シュメール語が盛り込まれたのでしょうか。それは、古代宇宙飛行士説によると、シュメールこそ、地球外生命体と人類が最初のコンタクトを果たした場所だったからです』

地球外生命体の探査が続く中で、新しい宇宙望遠鏡が生命を宿す惑星を模索している。もう一つの地球は、あるのだろうか。あるとすれば、どうやって見つけるのだろうか。
(つづく)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
*アレン・テレスコープ・アレイ(通称:ATA)は、完成時にはパラボラアンテナ350台が並ぶ巨大な観測施設である。4段階からなる建設計画を掲げ、42台のパラボラアンテナからなる第一段階は2007年10月に完成、運用が始まっている。

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異星人の再来・2 [古代の宇宙人]

NASAとSETIはそれぞれ別の方法で、地球外生命体の探査を進めている。もう一つの地球を求めて・・・

2009年3月6日。NASAは、デルタ2ロケットを宇宙へ向けて発射した。ロケットに積み込まれていたのは、ドイツの天文学者ヨハネス・ケプラーにちなんで命名された望遠鏡である。

この宇宙望遠鏡は、太陽系の外に存在し得る地球のような惑星を探すことを目的として、設計された。ケプラー探査計画は、銀河系の特定の範囲「オリオン腕(オリオンわん)」と呼ばれる場所を中心に行われた。

打ち上げられたケプラー宇宙望遠鏡は、3年半もの間、空のある一点だけをじっと見つめ続けるのである。(2013年8月、姿勢制御用トラブルが復旧できないため、主観測ミッションを終了)NASAの惑星科学者のジェニファー・ヘルドマン女史は、語る。
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『ケプラー宇宙望遠鏡は、恒星を見つめているのです。惑星が恒星の周りを回っている場合は、惑星の陰になった時だけ、恒星の光がわずかに暗くなります。この恒星の光りが暗くなる瞬間を見つければ、惑星の存在をキャッチできるのです』

これまでにケプラー宇宙望遠鏡は、太陽系の外で5個の惑星を発見した。NASAは、ケプラーの任務終了までに、太陽系外の惑星を数百個見つけることを想定している。惑星が見つかれば、次は水の有無を確認すると、前出のヘルドマン女史は続ける。

『地球上のすべての生命は、水を必要とします。宇宙の他の場所で生命体を探す場合も、同じように考えます。水をたどること、これが最初のステップです』

『地球上では、水のある所に生命があります。もちろん、過酷な環境で生息する生物もいます。海底の地殻表面から湧き出す高熱の流水の中で生き延びる生物や、原子炉の排水という過酷な放射線環境で生息する生命もあります。

しかし、生命体にとって絶対に必要なのが、水なのです』
アリゾナ州立大学・理論物理学者のポール・デービス氏は、こう述べている。

惑星に水や大気が存在するかを判断するため、科学者達は特殊な望遠鏡を使って、大気を分析する。惑星が発する光を見て、これを虹のように分解する。虹を注意深く観察すると、黒い線が入っていることが解る。

虹の色が、一部欠けているのである。これは、特定の色が地球上の大気に吸収されてしまうためである。つまり、他の惑星からの虹を見て、欠けている色を見つければ、その惑星にどんなガスがあるのかが解明できるのである。
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生命が大気に及ぼす影響を調べるため、カリフォルニアの野生動物保護区で、水中の「微生物マット」を研究しているNASAのブラッド・ブブル氏が語る。
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『微生物マットの中には、古くから地球上に存在する微生物が含まれています。微生物マットから、私達はメタンの流動を測定します。メタンとは、マットの中で有機物を使う生物から発生する、ガスのことです。

地球型惑星探査機は、こうして大気に放出されたメタンガスを、検出するのです。これが、NASAの太陽系外惑星探査の方法です』

物理学者のマイケル・デニン氏は、次のように話す。

『惑星上に酸素や水の痕跡を探せば、我々人間のように、酸素と二酸化炭素を循環させる炭素系生命体の形成を、見つけ出すことが出来ます。地球の大気は、生物無しでは不安定になり、消滅してしまうでしょう。

ですから、宇宙探査においては、星の周辺で生命が起こり得る化学物質を探すのです。それが、生命体の存在の裏付けとなります。知的生命体かどうかは別として、生命の証拠にはなり得ます』

宇宙の「ゴルディロックス・ゾーン」と呼ばれる範囲に、関心が集まっている。ゴルディロックス・ゾーンとは、惑星にとって暑すぎず、寒すぎず、生命体を維持するのに適した環境を指す。

現在、地球以外にゴルディロックス・ゾーンに惑星は見つかっていない。近いものはある。グリーズ581 g(グリーズ・ゴ・ハチ・イチ・ジィ)という惑星である。この惑星がゴルディロックス・ゾーンにあるかどうかは、まだ完全に分かっていない。

最近では、ゴルディロックス・ゾーンは一つではないとも考えられている。例えば、氷で覆われた微惑星(びわくせい;惑星系形成の初期段階の小天体)や大きな衛星にも、生命はいるかもしれないと考えられている。木星の衛星エウロパが、良い例である。

エウロパの表面は氷だが、惑星内部で潮汐による加熱や摩擦が起きたため、中が液体化している。エウロパの氷の下には、微生物などの生命が存在する可能性があるのだ。

太陽系外に生命が存在するかどうかは、難しい問題である。だが、近い将来、無数の惑星の中からゴルディロックス・ゾーンにあるものが、必ず見つかるであろうという意見もある。

ケプラー宇宙望遠鏡は地平線の向こうの探査を始めたばかりだが、NASAは地球外生命体探査の新たな手段を、すでに計画している。2018年の打ち上げを目指すジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡である。

140億年という歴史を持つ宇宙の中で、地球で生命体が生まれてから、わずか40億年余りしか経っていない。我々よりも50億年・100億年先を行く地球型惑星は、一体どのような進化を遂げているのであろうか。

この宇宙で、知的生命体を探しているのは、本当に人類だけであろうか。他にも、知的生命体を探す文明があるかもしれない。そして、我々が彼等を見つける前に、彼等が我々を見つけたとしたら、否、もう見つけているかもしれない・・・

1938年10月30日。突如として、火星人が地球に侵略して来たというニュースがラジオから流れ、アメリカ中のリスナーが氷ついた。これは世に有名な、オーソン・ウェールズが演出と朗読を務めた架空のラジオドラマである。

しかし、ラジオを聞いていた多くの人々がこれを真に受け、大騒動となった。放送の最初にフィクションであるという説明があったが、その後はずっと、本物の侵略があったかのように展開していったのだった。

ラジオドラマでさえ、アメリカ全土を恐怖で包み込んだのだ。これが本当なら、どうなるのだろうか。

1942年2月25日午前3時過ぎから約1時間の間、カリフォルニア州ロサンゼルスにサイレンの音が響き渡り、町に緊張が走った。沿岸防備砲兵旅団が、上空の未確認飛行物体に対して対空砲火を開始した。

当時9歳だったスコット・リトルトン氏は、この時の状況を次のように振り返る。

『サーチライトが夜空を往復して、何度もその物体を照らしていました。その浮遊物体は、ひし形の細長い楕円形をしていました。高射砲があちこちから砲撃して、大きな爆発音が何度も聞こえました。

そのうち物体は、高度を下げながらビーチの方へ移動して、姿が見えなくなりました。目撃者が大勢いる中を、米軍のプロペラエンジン機4~5機が、あとを追って行きました。
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  (翌朝ロサンゼルス タイムズに掲載された写真)
私達は、日本軍の観測機だと思いましたが、のちに日本軍の飛行機がカリフォルニア南部に入ったことは、一度も無かったことが解りました』
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  (上記を拡大したもの)
戦時下で、日本軍がアメリカ領空を侵略したという可能性が排除され、アメリカ陸軍長官は、砲撃のターゲットになったのは実在する航空機だったと説明した。あの夜ロサンゼルスの上空をさまよった物体は、一体何だったのか。現在も解明されてはいない。

あの夜の砲撃が大げさな訓練だったと主張する者もいるが、6人もの死者が出ている事実がある。また、砲撃の対象だったのはロープから外れた巨大気球だったという説があるが、気球はあのような動きはしないと言う。

消去法でいくと、あの夜の砲撃事件は、史上最多の目撃者がいるUFO目撃事件だった可能性がある。百万人以上が見ているのである。

今でも毎年、あの不思議な事件を反芻する集会がカリフォルニア州のポートマッカーサーで開かれているという。

あの夜宇宙船を見たと言う人達にとって、一つの謎が残る。あの物体はその後、どこへ消えたのか。うわさによれば、水面に落下した物体は、海軍のダイバーに回収されたといわれている。

あの時、軍が関与していたと考えれば、5年後のロズウェル事件で、なぜ軍があれほど迅速に対応できたのかも、説明がつく。すでに宇宙船回収の経験が、あったわけだからである。(つづく)


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グリーズ581gは地球から見て、てんびん座の方向に約20光年先にある赤色矮星グリーズ581を公転している未確認の太陽系外惑星である。学者は水が絶対条件のように言うが、水を必要としない生物が、この広い宇宙のどこかに入るかもしれない。ギエロン星(温度摂氏270度、酸素0.6%、燃えない灼熱地獄の星)のように。。。

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異星人の再来・3 [古代の宇宙人]

1993年に出版された「エデンの神々」という本の中でウィリアム・ブラムリー氏は、人類の歴史上の大惨事は地球外生命体が重要な役割を果たし、戦争によって人類の人口増加をコントロールしているという理論を説いた。

ブラムリー氏の主張に疑問をいだく人は多いが、賛同出来る点もある。それは、戦時中はUFO目撃件数が急増するということである。

戦時中は様々な文明が対立し、衝突しあうあまり、文明自体が消滅するのではないかと思えることがある。そんな時、突然にUFOが現れるのである。

懐疑論者や歴史家は、このような目撃を戦時下のストレスによる見間違いだと指摘する。だが、UFOの存在を信じる人達は、無視できない確固たる証拠があると主張する。

1939年に第二次世界大戦が勃発すると、ドイツの上空で未確認飛行物体を目撃したという報告が、数多く寄せられるようになった。UFOという言葉はまだなじみが無く、連合軍はこうした飛行物体をボギーと呼び、ナチスの新型戦闘機だと信じていた。

だが、ドイツ空軍が初めて実用ジェット戦闘機を導入したのは、1943年になってからであった。ドイツ軍が高度なロケット技術を持っていたことは確かであり、ナチスがUFO技術を駆使して航空機を製造しているというウワサは、ずいぶん前から連合軍の間ではあったという。
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連合軍のパイロットが目撃したモノは、一体何だったのだろうか。1940年代。アメリカ軍の爆撃機の大群がドイツの町を焼き払った時、パイロットたちは自分達に向かってくる正体不明の火の球を見たという。

最初はこれをドイツ軍の秘密兵器だと思い、これをフ―・ファイター(炎の戦闘機)と呼んだ。ドイツと西ヨーロッパの広い範囲でそれは目撃され、形のある航空機だったり、単なる火の玉だったりと様々であった。

目撃情報は数百に登り、軍は調査を開始した。ほとんど攻撃性は無かったが、それは至る所で見られた。奇妙なことにフ―ファイターが出現すると、連合軍の航空機に故障が発生するという事故が相次いだ。

また、その物体に突撃しようとすると、すり抜けてしまうというミステリアスな報告も数件あった。フ―ファイターの実体や出所については、遂に解明されることは無かった。

現在もなお研究中である水銀を使った反重力装置を、当時のナチスはすでに開発していたと語るのは、作家のデビッド・チルドレス氏である。
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『電球のような閉鎖されたシステムの中に、水銀を設置するのです。この閉鎖システムの中でジャイロスコープを使って水銀を回転させると、全体を浮上させることが出来るのです。そして同時に、とても明るくなるのです。

第二次世界大戦終盤になると、ドイツは大量の水銀を生産しはじめました。その後多くのUボートが沈没しましたが、シンガポールやノルウェーで最近見つかった沈没したUボートの積み荷は、すべてが水銀だったといいます。

真相は分かっていませんが、フーファイターの正体は、水銀のプラズマ球体だと指摘する歴史家もいます』

フーファイターが地球外生命体の技術で作られたモノなら、ドイツ人はどのようにその技術を手に入れたのだろうか。

1936年、ドイツのシュバルツバルトで未確認飛行物体の墜落があった。ドイツの科学者がこれを修理し、エネルギーや推進システムをテストしたというウワサが、ずっとささやかれてきた。

NASAのエンジニア、ロバート・フリスビー氏が語る。

『第二次世界大戦末期、アメリカ政府はペーパークリップ作戦と呼ばれる計画を実施します。そこで連合軍は、ドイツ軍の恐るべき技術力を見せつけられました。ジェットエンジン、航空機、ロケットエンジンなどの驚くべき優れた技術です。
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ペーパークリップ作戦の戦利品には、ドイツからアメリカまで届く程の飛距離を持つ、多段ロケットがありました。さらには、ベーシックな円形をした宇宙ステーションの計画もありました。
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ここに巨大な日光収集装置を作り、太陽光を集めて地球を照らして殺人光線として利用するというもので、これらは皆フォン・ブラウンのチームが設計中だったものです。

このチームからは奇想天外なアイデアが次々と生まれ、アメリカにとっては非常に重要な切り札となりました。人類を月へと導いたサターン5号も、最終的にはフォン・ブラウンが構築したのです』

ロサンゼルス空襲(1942年明け方の円盤射撃事件のこと)と同様、フーファイターの一件も、歴史家たちからは相手にされないことが多い。

しかし、終戦の2年後に起きた事件は、UFO懐疑論者をも唸らせるものであった。本当に異星人が存在し、彼等の宇宙船が地球に墜落したら・・・
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アメリカ政府は、地球上に空飛ぶ円盤が現れたという報告を、これまで明確に否定して来た。だが、1947年7月8日のUFO目撃事件は、政府が否定できない理由があった。アメリカ陸軍が事件の当事者だったからである。

ある夜、激しい雷雨があった。翌朝、農場の主人は被害状況を確認しようとして、何かの残骸のようなモノが大量に散らばっているのを見つけ、地元の保安官事務所へ届けた。
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当時、ロズウェルには陸軍航空基地があり、保安官から連絡を受けた軍は、J・マーセル少佐を現場へ派遣した。そして、見つかった残骸は、一つ残らず軍によって回収された。

当初、陸軍当局は物体の残骸を回収した事実を、翌週になるまで公表しなかった。陸軍は事件をすぐに公にしようとせず、事件の時系列も不透明にしてしまった。
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一番大きく取り上げられたのは1947年7月8日の新聞で、空飛ぶ円盤の回収を発表したウォルター・ハウト中尉が、大佐の指示で残骸をフォートワース司令部へ届けたという報道であった。

これは、アメリカの軍隊が初めて墜落した円盤の回収を認めたという記事であった。軍が認めたということで、世間が一気に沸いたのである。しかしその翌日、気象観測用気球だったと、前言を撤回する。それが、史上最大のUFO事件隠ぺい工作の始まりであった。

陸軍は最初、回収した残骸を空飛ぶ円盤だったと認めたのに、24時間も経たないうちに前言を撤回したのはなぜだろうか。大佐もレイミー准将も気球を支持したが、ハウト中尉だけは、回収したのは空飛ぶ円盤だったことを生涯貫いた。
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マーセル少佐が残骸をフォートワース司令部へ届けた時、レイミー准将が墜落機は気象観測用気球だったと説明するための記者会見を開いたときの写真がある。最近、その時のレイミー准将が持っているメモを拡大して、内容を読み取った研究家がいるという。
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メモには、「フォートワース」「墜落した機体から犠牲者」などといった内容が読み取れている。近年の技術進歩によって、このメモがいずれ解読され、事件の真相に迫れるかもしれない。
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UFO研究家のボブ・ウッド氏が、1996年にある内部文書を手に入れた。この文書にはアメリカ軍関係組織の名前があり、1947年7月22日付けで陸軍省のスタンプが押されている。

これによると、「コロナとロズウェルの間にあるマックブレーデルの農場付近、つまり墜落現場からそう遠くない場所にも死体があり、まるで解剖されたカエルのようで、とても衝撃的だった」という報告が書かれている。

この内容だけでは、死体が人間なのか、人間ではないのかは解らない。ただ、この報告内容から考えて、普通ではない何かがあったことは想像がつく。

このような内部文書が見つかったことは、アメリカ政府が1990年代の終わりには地球外生命体の存在をすべて承知していて、半世紀近く国民に隠してきたという疑惑を抱かせるのに、十分な証拠ではあるまいか。(つづく)


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有名なロズウェル事件では、異星人の死体数体と、まだ息のある異星人も回収されたという。これ以降、アメリカ政府と異星人との間で、何かの取引が始まったとされている。
参考;元帥・・・准将、大佐、中佐、少佐、大尉、中尉・・・二等兵

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異星人の再来・4 [古代の宇宙人]

ロズウェル事件から5年後、アメリカ空軍は未確認飛行物体、つまりUFOという呼び方を定着させた。その後の数十年で何千と言うUFOが目撃され、世界各地で写真やビデオに撮影される様になった。

UFOの目撃についての我々の考え方を大きく変えることになったのは、家庭用ビデオカメラの技術であろう。

1997年3月、アメリカのアリゾナ州フェニックスの上空を巨大な飛行物体が移動して、メキシコとの国境付近へと南下した事件があった。

全国放送やCNNでもそのビデオ映像が大きく取り上げられ、大変な騒ぎとなった。たとえビデオ映像であっても、自分の目でみることで、考え方が大きく変わってしまうのである。

最近の世論調査(2012年時点)では、50パーセントを越えるアメリカ人が空飛ぶ円盤の存在を信じているという結果が出ている。又、50パーセントに近い人々は、政府が空飛ぶ円盤の存在を知りながら事実を隠していると考えている。

ロズウェル事件以降、UFOの目撃が急増しているのは、果たして偶然だろうか。それとも、宇宙人を信じる人が増えて、これまで名乗り出る勇気が無かった人々が、名乗り出るようになったからだろうか。

他にも可能性がある。宇宙時代の幕開けと共に、宇宙人の来訪自体が急増しているのかもしれない。

多くの人が主張するように、異星人はすでに我々の中に潜み、何千年もの間姿を隠しているのだとしたら、この先名乗り出ることは無いのだろうか。彼等が明るみに出たら、どうなるのだろうか。

1991年、イギリス国防省は、ジャーナリストのニック・ポープに、イギリス、スコットランド、ウェールズにおける年間数百に及ぶ目撃事件の追跡を依頼した。ニック・ポープ氏は語る。

『イギリス国防省は、1950年代からUFOに注目しています。その理由は、必ずしも政府が地球外生命体の来訪を信じているからではありません。

どちらかといえば、イギリスの領空における異常な動きを、監視するためでしょう。自国の領空に何らかの異常があれば、調べる必要がありますからね』

『超常現象など、私はまったく信じていませんでした。でも、古い書類の山を調べれば調べるほど、そして日々報告される目撃情報を調査すればするほど、従来の常識では説明できないUFO目撃事件があることを、知ったのです』
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ポープ氏の調査対象には、パイロット、警察、軍当局から寄せられる目撃情報も数多くあった。中には、秘密レーダー、ビデオ、写真などの証拠が残っているものもある。ポープ氏がさらに語る。

『私にとって転機となったのは、いわゆるコスフォード事件と呼ばれる出来事です。コスフォードというのは、イギリスにある陸軍基地のことです。問題の夜、つまり1993年3月30日ですが、6時間余りにわたり、たくさんの目撃情報が寄せられたのです。

目撃者の多くは、警察や軍関係者でした。コスフォードとショーベリーの空軍基地の上を、巨大な三角形の航空機が飛行していったと言うのです。

基地の気象観測員によれば、その物体はジャンボジェット機ほどの大きさで、上空に浮かんでいてゆっくりと移動していました。

そして急に加速すると、軍用ジェット機の何倍もの速度で地平線の方へ消えていったというのです。空軍勤務歴8年のベテランが、言っていたことです』

この目撃事件は、徹底的に調査された。民間のUFO調査員だけでなく、イギリス政府も行った。この事件には、説明のつかない点があまりに多かったからであった。

1980年12月にも、不可解なUFO目撃事件が起きた。イギリスのサフォークに駐留していたアメリカ空軍関係者が二晩にわたり、宇宙船がレンドルシャムの森に着陸するのを見たというのである。
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この事件が極めて特殊なのは、単に上空を舞う灯りではないからであった。この物体は金属製の航空機で、手で触れるほど近かったと証言する目撃者もあった。ある人は、機体にエジプトの象形文字のような記号が描かれていたと報告していた。

警察で、その記号を絵に描いたという。その航空機の写真も撮ったが、現像できなかったそうである。国防省はこの事件を受け、問題の着陸現場で放射線の数値を測定してみたところ、周辺よりも桁外れに高かったと述べている。

イギリス政府は、この事件について膨大な量の書類を作成した。しかしながら、現在もこの事件の真相は明らかになっていない。ところが、有力な目撃証言があったにも関わらず、国防省は事件の調査を打ち切った。

それから20年後、イギリス政府はレンドルシャム事件の書類を公開したが、そこにある証拠は不確定なものばかりであった。唯一、有力目撃者である空軍関係者の証言は、信ぴょう性の高いものだった。

例えば、民間パイロットの多くが、飛行中にUFOを目撃しても、管制官には決して報告しないと断言している。つまり、UFOを目撃する可能性が高いパイロットの目撃情報は、ほとんどカウントされていないのだ。

イギリス政府の場合、国防省はこの問題をあまり重要視しないようにしているのである。UFO事件の真相を隠蔽しようとしているのでは決してなく、単に困惑しているのである。

自国の領空に何かが出現して、それが何だかわからないなんて、政府として決まりが悪いからである。

2009年12月1日。イギリス国防省は、UFO調査部署をひっそりと廃止した。UFOのイギリスに対する潜在的脅威は存在しない、と判断したためであった。しかし、この決断は、あらゆる面で論争を引き起こしていると、ポープ氏は言う。

まず、ここ10年でイギリスにおけるUFO目撃件数が急増しているのに、50年がかりの調査を打ち切りUFOの謎を封じ込めてしまうには、時期が悪すぎるのである。

もう一つの論点は、この決断が発表された状況である。政府は廃止するにあたり、事前に何のコメントも出さなかった。あまりにも唐突に、「今後、この話題については一切の問い合わせに応えず、目撃情報も調査しない」と発表しただけであった。

UFOに関する機密情報の完全公開を願う人々にとって、越えがたいハードルが一つある。それは、ほとんどの科学者達が、異星人に関する超常現象を、単なるでっちあげだとしか思っていないことである。

科学者達は、世間の笑い者になることを恐れていると、神学校のテッド・ピーターズ教授は言う。
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『世界中の優れた科学者達の間には、言わずと知れた暗黙のルールがあるのです。宗教的なところをみせてはいけない、というのが一つ。そして、空飛ぶ円盤を信じてはいけない、空飛ぶ円盤を信じる人達とも付き合ってはならない、ということです』

より多くの科学者が、地球外生命体の存在をオープンに支持するようになれば、異星人が地球を訪れているという考え方も、世間に受け入れられるようになるであろうか。

この現代に、地球外生命体が実際に地球を訪れ、その正体を明らかにした場合、どんな反響があるのだろうか。SF小説や映画の多くは、宇宙人の目的は人類への警告や破壊を意味すると伝えている。ジョルジョ・ツォカロス氏は語る。

『もしも明日、地球外生命体が現れたら、敵意のある侵略だとか、我々を支配するだとか、戦争になり人類を滅ぼすとか、マイナスなイメージが先行しますが、私は違うと思います。

宇宙を移動できるほどの文明を持つ生命体なら、技術的に自分達よりも劣る文明社会に遭遇した場合、親切に対応するはずです』

アリゾナ州立大学教授のポール・デービス氏は語る。

『確率的にみて、地球外生命体と接触した場合、我々の方が後輩ということになります。知的文明という意味では、人類の方が遅れているでしょう。相手から学ぶことは多くても、こちらから教えてあげることは、ほとんど無いはずです』

知的生命体とのコンタクトを信じる人々は、そのとき(つまり異星人との遭遇)に備えるべきだと、アメリカ政府も考える。このような研究分野を、宇宙政治学という。

コンタクトに関心を持ち、UFO情報の公開を求める人々の、民間レベルでの動きである。前出のニック・ポープ氏が語る。

『宇宙政治学では、宇宙からの来訪に社会レベルでどう対応するかを、テーマにしています。政治レベルでは無く、あくまでも一個人として友好的な対応が出来るかどうかなのです』

しかし、我々が友好的であれば、相手も友好的である保証は、どこにあるのだろうか。
(つづく)


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かつて、映画「ET」を見て暖かい心になったものだが、映画における異星人との遭遇は、そのほとんどが地球侵略物である。頭の良い人間ほど、悪知恵も働く。進んだ知恵や技術力がどちらの方向に向いているかが、その分かれ道になる。進んだ文明を持つ異星人が必ず友好的であると思うのは、少々楽観的過ぎるよう自分には思われるのだが。

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