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異星人の再来・終 [古代の宇宙人]

理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士を初め多くの科学者達は、異星人は人類の脅威であり、接触を避けるためにあらゆる手を尽くすべきだと主張している。

そして、異星人が攻撃的で我々を滅ぼそうとするのなら、人類は抵抗しても無駄であるという意見がある。地球上の生命を壊滅させるのは、簡単である。疫病を流行らせるのだ。

この方法ならUFOで空からのビーム攻撃もビルの破壊も必要なく、これが手っ取り早いやり方である。相手は恒星間を移動できるほど、高度の文明を築いているのである。これに対して、人類が何らかの防御策を取ることなど、まったく無駄であろう。

地球外生命体がアメリカのどこかに着陸すれば、有害な病原体や放射物をテストする防護服を着用した政府機関、又は軍関係者に出迎えられる可能性が高いだろう。

そして、陰謀説を唱える人の多くは、出迎えの次は政府の隠ぺい工作が待っているという。1952年にワシントンDCで起きた有名なUFO目撃事件が、その例である。

UFOの大群がワシントンの上空に出現して、空軍のF93ジェット戦闘機が交戦した。恐らく当時のトルーマン大統領の指示で、サムフォード准将はアメリカ国民に「それらの現象はハッキリと説明のつくものであった」と、わざとウソの報告をしたのであった。

また、ルッペルト大尉は後に自著の中で、サムフォードがウソをついていたと述べているのである。空軍からある博士に出した手紙には、「6機の巨大なUFOが・・・」と書かれてあったこともハッキリしている。

異星人の到来をこれ以上否定できなくなった時、誰が宇宙船に出向いて話をすべきなのか。それは、全地球人の意志を代表するにふさわしい人物である。世界中で最も理性的で偏見を持たず、それでいて異星人から人類を守れる人を代表に立てるべきであろう。

国際連合の役目だという意見がある。国連は戦争を防いだり食料を配布したりという役目もあるが、安全保障理事会が宇宙人とどう対応すべきか、国連で会議を開いてもおかしくないとも思われる。

政治的リーダーが人類を代表して発言すべきかといえば、必ずしもそうではないという意見もある。政府関係者よりも優れたアイデアを持つ民間人はたくさんいる。政治とは関係ないところで、異星人と本当の意味で民主的かつ平等な接触ができればいいのだから。

現時点では、異星人の来訪に対する公式な指令は整っていない。近い将来に地球外生命体との接触に備えて、なんらかの対策を練るべきだと主張する識者がいる。

銀河系には友人も親類もいて、人類は孤独でないとするならば、何らかの形で行動を起こし、地球外にいる友人達と交流を図るための具体的な対策を考え、コマを進めていくべきだというのである。

その際に、誰が交流の懸け橋となるべきか。地球外文明と交流ができるよう外交努力をしていく必要があるので、それが出来る人物ということになるであろう。

宇宙人の到来など有り得ないと思っていても、万が一それが起これば、大変な影響を受けるわけであるから、その時に備えて、何らかの準備が必要だと思う。こう答えているのは、ニック・ポープ氏だ。

異星人との遭遇は、ヨーロッパ人が初めてアメリカ大陸を発見し、新しい文化に触れ、交流した時と同じだという意見がある。

当時は悲惨な出来事もあったが、異星人との遭遇は有意義な体験であることを祈りたい。こう答えるのは、物理学者のマイケル・デニン氏である。

しかし確かなことは、異星人との遭遇は今ある世界が一変してしまうことだと、医師のスティーブン・グリア氏は指摘する。

『おそらく、地球上のあらゆる宗教組織の中で、原理主義者たちが信じてきた信念が崩壊するでしょう。つまり、人類の起源や創世記、そのほかの宗教の根本的問題に、疑問を抱かざるを得なくなってくるのです』

(原理主義者とは、キリスト教の聖書に書かれた内容は絶対的に正しいと信じる者たちを指す)

政治や宗教の在り方自体が、根本から覆されることになりかねないということである。ところが、2008年に驚くべき場所から、衝撃的ニュースが発表された。それは、異星人の存在という奇跡は起こり得るという、大きな根拠が示されたのである。
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ローマ、バチカン市国。五世紀以降、カトリック教会の中枢を担う「壁に囲まれた聖域」である。ここはローマ教皇の居住地というだけでなく、10億人のカトリック教徒の敬意の場所であり、約2千年に及ぶキリスト教の教えと伝統の聖地である。
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しかし2008年、ローマ教皇庁は自身の存在さえ危ぶまれる、ある声明を発表した。バチカン天文台長のフネス神父が、地球外生命体の存在を初めて認めたのである。

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つまり、地球外生命体を信じることは、深みの存在を否定することにはならないと述べたのである。教皇ベネディクト16世は科学が好きな方なので、何らかの形の知的生命体があることを尊重しているのだ。
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(ヴァチカンは問う;地球人は宇宙で孤独か?)

何世紀もの間、人間は神の創造物であり、宇宙で唯一の知的生命だとしていたローマ教皇庁が、なぜキリスト教を根本から覆すような発言をしたのか。教皇は、我々の知らない何かを知っているのだろうか。

『これは教会の歴史において、まったく新しい展開だと言えます。教会が地球外生命体の話題に言及しただけでなく、存在自体を認めてもよいというのですから、非常に大きな見識の変化です。
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この発言によって、いろいろなことが変わってしまうかもしれません。しかし一方で、神への信仰が変わるかと言えば、そうではないと思います』
こう述べるのは、ジョルジョ・ツォカロス氏である。

『カトリック教会は何か情報をつかんでいて、先手を打ったのではないでしょうか』
こう話すのは、ニック・ポープ氏である。

カトリック教会は気転を利かせて、万が一宇宙人について重大な発表や発見があった場合に備えて、万全の準備を整えているのだという見方もある。

もし地球外生命体が発見されたということがニュースになれば、キリスト教徒もユダヤ教徒も、イスラム教徒やヒンズー教徒も、自分の信仰宗教のリーダーに、何らかの説明を求めるはずだからである。

『私達のこれまでの人類に対する見方と、なんら矛盾が生じるわけではありません。神は様々な形で、知的生命を創造したということです。神が創造する知的生命の形態を、我々人間が制限することはできないということが言えます』

バチカン天文台のクリストファー司祭は、このように発言した。また、宗教学者のピータース教授は、次のように発言した。

『旧約聖書の創世記では、地球の観点から宇宙を見ています。太陽があり、月があり、星がある。

ですから、地球は広大な宇宙の中のほんの小さな青い点に過ぎないと考えれば、創世記の解釈に広がりが出るというだけで、根本的に何かが変わってしまうわけではありません』

だが、次のような疑問が、キリスト教には常に付きまとう。
『キリスト教ではイエスが救世主だと教えています。イエスは地球人です。火星に人がいたとしたら、彼等は救われるでしょうか・・・』
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それでは、宗教に比べて科学は正しいのかと言えば、そうとは限らないと発言する学者がいる。宗教が信念に基づいているのに対し、科学は根拠と事実に基づいている。

しかし、科学は常に進化するので、現在の知識は将来的に必ず改善されたり、他のモノと置き換えられたりする。だから、科学が常に真実を提供するという考えは間違っている、という論法だ。

古代宇宙飛行士説論者は、世界中のありふれた風景の中に異星人来訪の証拠は潜んでいると主張する。その説が正しいのなら、我々は人類の知識、歴史、文明の発祥について、考え直さなければならないのだろうか。

何千年にもわたり、人類は別世界の生命が地球を訪れたことを示唆する出来事を記録し続けてきた。洞窟の壁に描かれた絵などに見る古代における宇宙からの来訪は、古代宇宙飛行士説の土台となっている。
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古代宇宙飛行士説の提唱者であるエイリッヒ・フォン・デニケン氏は次のように述べる。

『一番大切なのは、宗教です。遠い昔、神が降り立ち、そして聖なる書物や神話の時代へと移行しました。その後、神を理解するために、人間は宗教を作ります。しかし重要なのは、地球外生命体が訪れて、それが主な宗教の始まりとなったことです』

ジョルジョ・ツォカロス氏は、こう語っている。

『人類とはいったい何者で、なぜ存在するのか。二つの要素があります。一つは何者かによる遺伝子構造の改ざん、もう一つは技術です。現在の優れた技術を駆使しても再建するのが難しいような複雑な建造物を、当時の人間は建てていたのです。

そして古代の文書には、人間が残した多くの功績は天から降りてきた地球外生命体が直接介入したことで成し遂げられたのだと、はっきりと記録されているのです』

古代宇宙飛行士説論者は、世界中に散らばる個々の文明には驚くべき類似点があると指摘している。なぜ孤立した文明は、そろって別世界の生物を崇拝する巨石建造物を造ったのか。

なぜ古代文書は、いずれも人間が空を飛ぶ様子を描いているのか。そして、古代エジプト人、アメリカのホピ族、アフリカのドゴン族は、なぜ自分達の祖先が、今でいう恒星のシリウスからやって来たと信じるのだろうか。

古代宇宙飛行士説論者や科学者の多くが、この広大な宇宙のどこか地球以外の場所にも、生命が存在するはずだと考えている。過去にやってきたとすれば、彼等はまた戻ってくるのだろうか。

作家のフィリップ・コパンス氏は、こう考えている。

『過去に地球外生命体が地球を訪れたと考えれば、重要なのは二つの可能性です。地球外生命体は地球に来て、そして消えたのか。それとも地球に住みつき、文明を作ったのか。

後者の方は、重要な意味合いを持ってきます。人類のアイデンティティを覆すことになるかもしれませんから・・・』

宇宙船がホワイトハウスの芝生の上にでも着陸しない限り、地球外生命体の存在に異論を唱える人は消えない。人々は、常に地球外知的生命体の存在を示す決定的証拠を求めようとするものだ。

だが、本当に問題なのは、どのような証拠がどれだけ見つかれば、地球外生命体の存在を信じられるのかという点なのである。

人類の歴史は、とても不確かなものである。世界のどこかで何かが発見されれば、それが歴史の見方を変えてしまうかもしれない。古代宇宙飛行士説を紐解くことは、人類がどこから来たのかという究極の問題の追及なのである。

人類はどのように始まったのか、そして私達はいったい誰なのか。古代宇宙飛行士説は、こうした根本的なすべての問題に答える術を持っているのである。(終わり)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
私もそうだが、仏教徒が多い日本人にとって、キリスト教の教えと宇宙人の存在との関係では、何が問題なのかは理解しづらい。神=イエス(地球人)という教えであるため、もし異星人が発見された場合、彼等を救うのは人間たるイエスという図式になってしまい、不都合なのである。

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造られた衛星《月》・1 [古代の宇宙人]

月は、私達に大きな影響を及ぼしている。アポロ計画が始まってすぐの頃から、研究者達がこぞって月の写真を調べていることが知られている。そこには、建造物がハッキリと写っていたのである・・・。

2016年2月。フロリダ州ケープカナベラルで、NASAとロッキードマーティン社がオリオン宇宙船による月探査計画「探査ミッション・1」の準備が進んでいることを発表した。

中国、ロシア、インドでも、月への有人探査計画が進行していることが明らかになっている。なぜ月に、新たなる関心が集まっているのであろうか。そして、長い間月への有人探査が中断していたわけとは、何だろうか。

1969年7月20日。世界中の10億人を超える人々がテレビにくぎ付けになって、宇宙飛行士のニール・アームストロングが、アポロ11号の月着陸船のハシゴをゆっくりと降りて月面に降り立つ様子を見守った。

彼の放った有名な言葉がこれだ。
「一人の人間には小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」
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地球外の天体に人間が初めて足を踏み入れるという、歴史的に極めて重要な出来事だった。月は、地球からおよそ38万キロ離れている。最先端の望遠鏡でも、月面に立っている人を見ることは出来ない。
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技術が進歩するまで、長い間人類が月に降り立つことは、空想上の話であった。月に立つことは、神話に登場する場所に足を踏み入れるようなものであった。月は驚きに満ちた別世界で、天国に行くようなものであった。地球では無い場所なのだから。

アポロ11号の月面着陸は、人間の心に大きな影響を与えたのである。アメリカ人が月面に着陸したことは、人類全体の勝利と見なされたに等しい。空想科学が現実のものとなり、宇宙探査の新時代が始まったのであった。

『どんな旅にも、初めの一歩があります。月は、太陽系や宇宙を探査するために第一歩となったのです。50年程前、人類は他の天体を訪れた宇宙人になりました。そう考えると、素晴らしいですね!』

こう話すのは、ジョルジョ・ツォカロス氏である。

月は、文明が誕生してまだ間もないころから、人類の想像力を書き立ててきた。その大きさは地球の四分の一程で、夜空で最も目立つ天体である。月の研究者であるニック・ストラウド氏は、次のように月について語っている。

『月は、およそ27日で地球の回りを一周します。月自体が光りを放っているわけでは無く、太陽の光が反射してから輝いて見えるのです。
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地球が太陽の光を遮ることで、月の満ち欠けが起こります。月が地球の回りを回り、光が遮られると月が欠け、光が当たる部分が増えると月が満ちるのです』
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月は地球に対して、重要な役割を果たしている。月によって潮の満ち引きが起こり、生物が海から陸へ上がるのを助けたのである。それだけでは無く、地球の地軸の傾きを安定させてもいる。
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月が無ければ、重力の影響で北極と南極の位置がフラフラと動き回ってしまい、定まらなくなる。その結果、地球は混沌とした状態になり、人のような生物が発達することはより困難になると思われる。
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地球で生物が繁栄するために大きな役割を果たしている月だが、その環境は生物にとっては厳しい。呼吸に適した酸素は無く、地表近くの気温は太陽に面した場所で摂氏122度まで上がり、影になる場所では摂氏マイナス152度まで下がる。

前出のニック・ストラウド氏の話。

『酸素の無い過酷な環境であるため、月面に到着した宇宙飛行士たちは完全防備が必要です。月の重力は地球の六分の一なので、月面着陸の映像を見ると、宇宙飛行士たちが飛び跳ねるような動きをしています。

宇宙飛行士たちは、自分達が生まれ育った地球を別の場所から眺めることで、人類が宇宙の中の小さな存在であることに気付くのです。その経験が、彼等に大きな影響を及ぼします』

月面着陸は信じられないような偉業だったため、ハリウッドのスタジオでねつ造されたのではないかという疑念が、今も消えてはいない。だが、古代宇宙飛行士説によれば、人類は実際に月へ行き、思いもよらない物を発見したという。

実は、アポロ11号が月面に到着した後、奇妙なことに2分程無線連絡が途絶えたのである。その2分間に何があったのかという議論が、当時盛んに行われたのであった。

NASAの元研究員オットー・ビンダー氏によれば、複数のアマチュア無線士が、アポロ11号と管制センターとの極秘の通信を傍受していたという。

『その通信記録では、月に地球外の物体が見えると、宇宙飛行士たちが言っています。空飛ぶ円盤がクレーターの縁に並んでいるのも見えた、と言うのです』
こう語るのは、作家デビッド・チルドレス氏である。

作家のマイク・バラ氏は、このように言っている。

『宇宙飛行士はそれぞれ、健康状態を知らせるための無線チャンネルを持っています。そのチャンネルは非公開なので、交信の電波に乗せること無く、聞かれたくない情報をやり取りするのに使うことが出来たのです。

興味深いのは、月面に着陸してから30分以内に非公開チャンネルでの彼等の話が、NASAを駆け巡ったということです。月のクレーターの縁に何かを見たらしいと聞き、NASAの職員たちは動揺しました』

こんな話がある。月から帰ってきた宇宙飛行士たちの会見の映像がおかしい。偉業を達成した彼等は、普通なら喜びで一杯な表情をしているはずなのに、その表情は硬く沈んでいて、今にも吐きそうな様子であった。
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(左:バズ・オルドリン)
明らかに、動揺していた様子だった。公表すれば混乱を招くような何かを、彼等は月で目撃したのではないだろうか。三人の会見の会話は、以下の通り。

バズ・オルドリン 『私が思うに、月面着陸の達成は時間の問題だったんです・・・』
マイケル・コリンズ 『可能性が広がりました。人類は地球以外の星にも行ける
           ということです』
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(ニール・アームストロング)
ニール・アームストロング 『これは新時代の・・・幕開けです』

アポロ11号の後、1972年のアポロ17号まで、NASAはさらに6回の月への有人宇宙飛行を試みた。大きな疑問の一つは、なぜアポロ計画以来、長い間月への有人探査が行なわれなかったのであろうか。

当時のソ連でも月への有人飛行計画は進められていたが、実現に近づいていたにも関わらず、立ち消えになったようなのである。月に関わる何らかの集団が存在するのであろうか。宇宙人あるいは他の存在が、月には来るなと地球人に警告したのだろうか。

月には、アメリカの宇宙飛行士以外に誰かがいたのだろうか。それが理由で、アポロ17号のあと、月面着陸が行なわれていないのか。

古代宇宙飛行士説の提唱者の一部は、月が地球の周りを回っているのは偶然では無く、何者かの意図が働いているからではないかという。

人間は遠い昔から、月に心を奪われてきた。この天体が生まれた経緯については様々な仮説があるが、はっきりした答えは出ていないという。宇宙生物学者のポール・デービス氏に訊く。

『私が学生の頃、月がどのように形成されたかは謎でした。その大きさが問題なのです。月のような衛星は、親となる惑星に引き寄せられたと考える人が多いと思います。

ところが、ある天体に別の天体が近づいて来て、その軌道に乗ることは困難なことなのです。物理学の法則では、説明がつきません。長年謎のままでしたが、20年程前に新しい説が出てきました。
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太陽系が生まれて間もない頃、原始の地球に火星程の大きさの星が衝突したという説です。斜めに衝突したその天体は地球の中心に入り込んで核となり、剥ぎ取られた外側の部分が集まって月になったと、考えられています』

適切な角度で激しく衝突すれば、その破片で月が出来ると思われる。ところが、月の大きさは、まるで計ったかのようである。月が太陽を完全に隠す、皆既日食という現象が可能になる大きさなのである。
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偶然にそのサイズになる確率は、桁外れに低いと思われるからだ。この偶然に、納得できない科学者は大勢いる。(つづく)


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今回は特別企画として、地球からちょっと離れて、月を扱うことにした。月には宇宙人と関係があると思わせる事実が、様々存在するのだ。それに気になるのは、アポロ11号宇宙飛行士たちの、会見でみせた虚ろな表情だ。とても大偉業を成し遂げた人達の表情とは思えない。

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造られた衛星《月》・2 [古代の宇宙人]

太陽の直径は、月の400倍ある。そして偶然にも、地球から太陽までの距離は、地球から月までの距離の400倍なのだ。そのため、地球からは太陽と月が同じ大きさに見え、さらには、太陽が月に覆われる日食が起きるのである。
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作家のデビッド・チルドレス氏が語る。

『日食は、月がうまい具合に公転しているからこそ起こるのです。偶然にそのような軌道になる確率は、低いでしょう。このことは、月が完璧な軌道を描きながら地球の周りを回っていることを示す証拠になると思います。偶然では無いのです』

また、作家のマイク・バラ氏は日食についてこのように語っている。
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『皆既日食が起こるためには、月の直径が3476キロである必要があるんです。もし1キロでも誤差があれば、月の向こう側に太陽がピッタリ隠れることは無かったのです。これを偶然だと考える人もいますが、何等かの意図が働いたにちがいありません』

観測可能な銀河の中で、地球と月のような関係を持つ天体は発見されていない。他の衛星は、親となる惑星よりもはるかに小さいのである。

月は地球までの距離が近いだけでなく、太陽系の衛星の中で唯一、ほぼ完全な円を描いて公転している。さらには、月のように、親惑星の地軸を安定させる役割を果たす衛星は知られていない。

もし月が無い場合、地球の地軸の傾きが変わることが、コンピュータ・シミュレーションによって示されている。そうなれば、地球に現在のような季節は無く、生物が生きられなかった可能性があるという。

月が、地球の生命を維持する役割を果たしているのである。月が無ければ、私達は存在していなかったと言っても過言ではないのだ。

月の研究者で作家のアラン・バトラー氏が語る。

『月が地球に及ぼしている影響には変わった点が多いので、何らかの意図が働いて月が造られたと信じる人がいても、仕方ないかもしれません。月は奇妙で、太陽系に同じような衛星は他に見つかりません。

特に、月によって地球の生命が維持されているということは、独特だと思います。そう考えると、そんなことが偶然に起こり得るのか、という疑問が湧いて来るのです。

月は意図的に置かれたのではないか、宇宙人が造ったのではないか、人類の存在は計画されたものなのかと、考えてしまいます』

古代宇宙飛行士説では、月の大きさと位置が完璧なことから、遥か昔に地球外生命体が月を造ったと考える。そして、天体(月)が存在する前の時代に関する言い伝えが、その証拠だという。

紀元前5世紀初め。古代ローマやギリシャの書物には、天に月が無かった時代について書かれている。このことは、旧約聖書にも間接的な言及がある。そしてズールー族は、何百世代も前に月がもたらされた事を伝えている。

ズールー族の伝説には、オワネとムパンクというふたりの神が登場する。彼等がはるか昔に、月を生み出したと言われているのだ。

ふたりは天空に住むドラゴンから卵を盗み、その中心から黄身を取り出して空で回転させると月になったという。人類を監視するために月が置かれたと、ズールー族の伝説は伝えている。

月は人工の衛星なのだろうか。ズールー族の伝説が語るように、遠い昔に地球外生命体(=ふたりの神)によって現在の位置に置かれ、そのあと地球の観測基地として使っているのだろうか。

更なる手掛かりは、月に関する科学的な証拠の中に見つかるかもしれない。月の内部が空洞だと示唆する研究結果が、出ているのである。
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月の表面には、様々な大きさの衝突クレーターが無数にある。その理由は、隕石などの衝突を防ぐための大気が無いからだと科学者達は考えている。

風や水の流れなど、自然の力によって月の表面が削られることは無く、地殻の動きもほとんど無いため、クレーターは消えずに残ったままだ。

宇宙生物学者のポール・デービス氏の話。

『月のクレーターの分布を調べてみると、月の表面を完全に覆い尽くしているのが解かります。クレーターの中にも、微細なクレーターがあるのです。

興味深いことに、月のクレーターには大小さまざまなものがあるにも関わらず、その深さはどれもほぼ同じように見えます。普通の天体であれば、深さが変わるはずです。

なぜ深さが均一になるのでしょうか。これは実に珍しい現象で、一般的な天体物理学の理論では説明がつきません』

またジョルジョ・ツォカロス氏は、このように語っている。
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『月のクレーターのいくつかには、ありえないような形状のものが存在します。大きなクレーターの中心にある衝突点が、突き出ているように見えるのです。つまり、月に出っ張っている部分があるということになりますが、これはまったく意味不明です』

前出の作家のアラン・バトラー氏は、こうも語っている。

『月の表面の下に何かが存在していて、クレーターがさらに深い所まで到達できないよう、跳ね返している可能性があります。月の重量からすると、地表のすぐ下により硬い岩石があるとは考えられないので、金属の層が衝撃を和らげているのかもしれません』

月のクレーターの深さが均一に見えるのは、月の岩や塵の下に金属の障壁があるからなのだろうか。そうだとしたら、なぜ科学者たちはそれを認めようとしないのだろうか。

金属の層があると考えた場合、月の内部が空洞だと認めざるを得ないからだと、古代宇宙飛行士説の提唱者たちは言う。

1969年11月20日。月面から司令船に戻ったアポロ12号の船長チャールズ・コンラッドと月着陸船操縦士のアラン・ビーンは、上昇するために使った着陸船を切り離し、月面に落とした。
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その落下の衝撃で、予想外の事が起きた。月は1時間以上振動し、まるで鐘のように響いたというのだ。

NASAの責任者だったヴェルナー・フォン・ブラウン博士は、アポロ13号でさらに重いものを月面に落とす実験をすることを決めた。実際に衝突させてみると、その振動は3時間以上続き、深さ30キロ以上まで及んだそうである。

前出の作家のアラン・バトラー氏の見解は、こうだ。

『今も多くの科学者たちが解明を試みていますが、このことは月の内部が空洞であることを示していると思います。なぜなら、月面は主に玄武岩という岩石で覆われているからです。この岩は比較的軽いだけでなく、衝撃を吸収しやすい性質もあります。

もし月全体が玄武岩で形成されていたなら、大きな衝撃を受けた時に反響することはないでしょう。月が空洞だという説が認められないのは、現在知られている物理学の法則に反するからです』

1966年の著書【宇宙における知的生命体】において、著名な科学者で天文学者のカール・セーガン博士は、宇宙に存在する天体の構造に関して、「自然に形成された衛星は、空洞にはならない」と説明している。

そう考えると、空洞でないはずの月が反響するのは何故か。月が人工の衛星だと考えれば、つじつまが合うのだ。

月の大部分が空洞であることが事実なら、自然にできた物では無く、人工的に造られたものである可能性が高いだろう。そうだとしたら、月のような物体を誰が造れるのかという疑問が浮かんでくる。人類ではないので、地球外生命体以外には考えられないのだ。

月は空洞であるだけでなく、人工的に造られた物体なのであろうか。もしそうなら、造ったのは地球外生命体なのか。古代宇宙飛行士説では、そのとおりだと考える。そしてある研究によって、月が宇宙船であることが示されたという。(つづく)


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非常に興味深い内容であった今回である。落下していく月着陸船が月面に衝突した瞬間、お寺の鐘のように「ゴーン」と反響した月を目の当たりにしたNASAのスタッフ達は、どんなにか驚いたことだろう。

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造られた衛星《月》・3 [古代の宇宙人]

1970年7月、ロシア。数々の月探査で集められた情報を数年に渡って調査した結果、モスクワの政府機関のふたりの研究員ミハエル・バシンとアレクサンドル・シェルバコフが、雑誌スプートニクにある論文を発表した。

その論文には、月に関する衝撃的な仮説が述べられていた。月は遠い昔、地球外生命体によって造られ、地球の軌道に運ばれてきたというのだ。

月研究家で作家のアラン・バトラー氏が語る。
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『ふたりのロシア人物理学者バシンとシェルバコフは、月が人工物だという仮説を導き出しました。その根拠は、月の内部が空洞だと考えられることでした。

物理学の法則に従えば、中心が空洞の天体は存在できないため、月は人工的に造られた物体に違いないと考えたのです』

彼等の仮説は、画期的なモノであった。月という天体に関する科学的知識を、根本から覆すものだったのである。

バシンとシェルバコフは、最も深いクレーターを基に、月の表層部の厚さはおよそ4キロだと算出した。NASAの調査によると、月の砂に含まれる主な元素は、クロムとチタンとジルコニウムだったという。

月という巨大な人工衛星を保護するためには、その三つの元素を合成した素材を使う必要があると、バシンとシェルバコフは書いている。宇宙では激しい気温差や強い放射線、隕石の衝突など、過酷な環境にさらされるためだ。

ジョルジョ・ツォカロス氏が解説する。

『彼等自身も、普通の仮説ではないと認識していたようです。しかし、あらゆる計算をして導き出された結果によって、その仮説が間違いないと結論付けたのです。出鱈目な論文を書けば、大学での地位を失う可能性もあります。

百パーセント真実だと納得していない限り、そのような論文は出さないと思います。やはり、月は人工物なのかもしれません。そうだとしたら、誰が月を造って現在の位置に置いたのでしょうか。そしてそれは、いつ頃のことなのでしょうか』
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ロシアの科学者たちは、月が宇宙船だと言う仮説を提唱している。外側は月のように見える物質で覆われていて、内部にはエンジンがあるというのである。

とんでも無い考えに聞こえるが、宇宙船であることを隠したければ、そのような物質で外側を覆い、自然の天体に見せかけることもあり得るという。

バシンとシェルバコフの論文が発表されて以来、彼等の説を支持する研究者たちが名乗りを挙げている。アメリカでも、1975年にはドン・ウィルソンが、76年にはジョージ・レナードが関連する本を出している。

彼等は様々なデータを詳しく調査して、月の奇妙な特性を示したのである。例えば、月の地質に観られる鉱物の構成は、地球とはまったく異なると主張している。

さらに、月の年齢は太陽系の年齢よりも上だと考えられるので、月は別の場所から運ばれてきたというのである。
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月は宇宙船であり地球の周りを回るために移動して来たと、今では多くの研究者たちが考えている。月が改造された天体であるなら、それを示す証拠があるはずである。

古代の伝説には、空に月が無かった時代に関する話がある。さらには、月が今ある場所に引っ張られてきたという説明もある。

ロシアの二人の科学者も同じように、月は運ばれてきた可能性があると言っている。その説は、古代の神話を裏付けるものだと言えるかもしれない。

作家のデビッド・チルドレス氏は語る。

『私達の良く知っている月は、特別の軌道で地球の周りを回っている巨大な宇宙船ではないかという見方があります。そして、月の内部と外側には、都市や建造物が隠れているというのです。

その主張は、理に適っていると私は思います。確かに、月には人工物のような特徴がみられるので、地球を監視するために置かれた巨大な宇宙船の一種なのかもしれません』
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    (月は、地球を監視するために存在する?)

月は、映画「スターウォーズ」に登場するデス・スターのような巨大な宇宙ステーションなのだろうか。地球外生命体は、月を使って地球を監視しているのだろうか。そうだとしたら、その宇宙人は今も月にいるのだろうか。

1966年11月。アポロの宇宙飛行士たちが月面着陸を成功させる3年前、ルナオービター2号が月の周回軌道にいた。この探査機の役割は、アポロの着陸場所を選定するために、高解像度の月面写真を撮影することだった。

その写真の1枚に、先のとがった塔のような影がいくつも写っており、研究者たちの目に止まった。ルナオービター2号が撮影したエリアは「静かの海」と呼ばれる場所で、アポロ11号の着陸地点からわずか300キロ離れた場所だった。
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    (写真は不鮮明なため、想像図を載せました)

先のとがった塔は全部で8本あり、一番高いものは15階建てのビルに相当する高さだと推定された。古代エジプトのオベリスクにそっくりだということであるが、一体なぜ月にあるのだろうか。
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          (オベリスク)

天文学者の計算によれば、その奇妙な塔は、自然に形成されたものとはとても考えられない高さだという。

月には常に隕石が雨のように降り注いでおり、45メートルもの高さの物体が立ち続けることは不可能であり、よってその塔は人工物である可能性が高いと指摘するのは、作家のマイク・バラ氏だ。

又、作家のアラン・バトラー氏はアポロ計画について、次のように述べている。

『NASAがアポロ計画を進めた理由の一つが、その人工の建造物だったと推測できます。宇宙飛行士を月に送り、詳しい情報を入手しようとしたのではないでしょうか』(つづく)


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映画「スターウォーズ」の惑星破壊兵器デス・スターのように、月は地球外生命体が造った人工物であるという仮説を基に論文を書いた二人のロシア人科学者に、拍手を送りたい。

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