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キカイダー01(1) [ゼロワン・ドラマ]

《第1話 無敵!人造人間ゼロワン誕生!!・前編》を取りあげます。

原作;石ノ森章太郎
企画;平山 亨・吉川 進
脚本;長坂秀佳
音楽;渡辺宙明
技斗;三島一夫
監督;永野靖忠


■怪しげな黒雲が空を覆い、落雷と共に黒い悪魔ハカイダーが復活した。復活したハカイダーは、3人の分身を従えていた。レッドハカイダー、ブルーハカイダー、シルバーハカイダーのハカイダー3人衆である。
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そして、ハカイダーの手足となって働く赤いアンドロイド戦闘員たち。ハカイダーは、3人衆に向かって呼びかける。
『ハイル・ハカイダー!時が来た。今こそ、われらハカイダー部隊の立ち上がる時だ!』

ハカイダー4人衆が狙うのは、アキラという少年である。ハカイダーの言によれば、ハカイダー部隊が世界征服をするために、無くてはならない重大な秘密をアキラは持っているという。
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ハカイダーは3人衆とアンドロイド戦闘員にアキラの顏を覚えさせると、一刻も早くアキラを捕らえるために行動を開始するのだった。

その頃アキラは、ハカイダー4人衆に狙われているとも知らず、一人あても無く歩いていた。なぜこの道を歩いているのか、自分がどんな生活をしていたのか、アキラは一切覚えていなかった。

アキラは水が飲みたくなり、たまたま通りかかった関東原子力研究所の裏門から侵入して、水道栓で水を飲んでいた。ハカイダー4人衆の捜索能力は、アキラが関東原子力研究所付近にいることを突き止め、その姿を現した。

何の関係もない職員に、ブルーハカイダーの電磁ムチが襲いかかる。電子棒で職員を一突きしたシルバーハカイダー。レッドハカイダーは、ボーガンで職員を狙撃する。

高所からその様子を見ながら、彼等に命令を下すリーダーのハカイダー。ハカイダー3人衆は、やりたい放題だった。原子力研究所は、あっという間に火の海と化してしまう。

アキラは、何が何だかわからないうちに、このハカイダー部隊の攻撃に巻き込まれていた。炎の中を走って逃げるアキラ、それを追うアンドロイド戦闘員たち。このハカイダー部隊の行く手を阻止できる正義の使者は、いないのか!

あるお寺の山門にある一対の仁王像。そのうちの一体の両眼が、突然点滅を始めた。日本を取り巻く悪の力が増大し、巨大な悪のエネルギーとなって動き出した時。そしてそれが、一般市民の平和な生活を脅かす危険の生じた時。

仁王像の中に組み込まれたコンピュータが作動して、中に隠されている人造人間を自動的に誕生させるシステムになっていた。
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今、仁王像の中で3年の間眠り続けていた人造人間のシステムは、ハカイダー4人衆の活動によって、それを誕生させるに足る十分な悪のエネルギーを感じ取っていた。仁王像は大爆発を起こし、残骸の中から現れたのは、正義の戦士キカイダー01(ゼロワン)!

ダブルマシン(サイドカー)を操って、世界平和を守るため、悪の組織と戦うために生まれた戦士、それがキカイダー01だ。

アキラはハカイダー部隊の魔手から逃れるため、必死に逃げ回っていた。原子力研究所を脱出したアキラは、しかしバイクで後を追ってきたハカイダー4人衆に捕まってしまう。だがそのとき、どこからか聞こえてくるトランペットのメロディ。
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『(4人衆)どこだ?どこだ?・・・ん、あそこだ!』
背を向け、大空に向かい白いトランペットを吹く青年の姿を、ハカイダー達は崖の上に発見する。
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『(ハカイダー)何者だ、貴様!・・・答えろ!』
『(イチロー)悪の有る所必ず現れ、悪の行われる所必ず行く・・・正義の戦士、キカイダーゼロワン!』

『(ハカイダー)何?キカイダーゼロワン?』
『(イチロー)手を離せ!子供に手出しをする奴は、許すわけにはいかん!』

右脇にアキラを抱えているハカイダーに向かい、忠告するイチロー。だが、ブルーハカイダーにアキラを預けたハカイダーの左手から、ハカイダーショットがイチローを狙って火を噴いた。

すんでの所でジャンプしてそれをかわしたイチロー。だが、空中回転し着地したイチローに、ハカイダー3人衆の攻撃が容赦なく襲いかかる。

ボーガン、電磁ムチはかわしたが、ヤリのような電磁棒が身体に当たり、態勢を崩してしまうイチロー。このままでは危ない。イチローは崖上にジャンプすると、変身するために両手を広げて、額にある太陽電池を作動させた。

『(叫ぶように)チェンジ・キカイダー・ゼロ・ワン!』

イチローはキカイダー01となって、ハカイダー部隊に敢然と戦いを挑んでいく。
『ハカイダー!俺の記録コンピュータには、お前はダーク基地大爆発で死んだことになっているが、生きていたのか!』

『オレはこの頭にプロフェッサーギルの脳を組み込んで、生き返ったのだ。そして、ダークの誇る最高の科学者3人の脳を組み込んで、ハカイダー3人衆が誕生した』
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ゼロワンは、捕らわれた少年を奪還することを最優先に考えた。襲い来る3人衆の武器を避けながら、ゼロワン・チョップでアンドロイド戦闘員達を次々に破壊していく。
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アキラを抱えて逃げようとするハカイダーを見つけたゼロワンは、キリモミしながら宙を飛び敵に一撃を食らわせるゼロワンドライバーを見舞って、ハカイダーからアキラを引き離すことに成功した。

アキラをダブルマシンに乗せて逃げるゼロワン、バイクに乗ってそれを追うハカイダー4人衆。だが、ダブルマシンの性能は素晴らしく、ハカイダー達を振り切って逃げることに成功するのだった。(つづく)


★★★★★★★★★★★★
主役の池田駿介氏は惜しくも他界してしまわれたが、頼れる兄貴のイメージがいつもある方だった。たまに、コマーシャルでもお見かけしたこともあったなぁ。それから、渡辺宙明先生作曲によるゼロワンの主題歌は、この歳になって聞いてもノリノリで、身体が踊ってしまうほど。素晴らしい!
追伸;ハカイダーは左利きである(微笑)。



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キカイダー01(2) [ゼロワン・ドラマ]

《第1話 無敵!人造人間ゼロワン誕生!!・後編》を取りあげます。

【前回までの話は・・・
ダーク基地大爆発と共に死んだはずのハカイダーが、プロフェッサー・ギルの脳を組み込んで復活を果たした。その上、ダークの優秀な科学者の脳を使い、ブルー、レッド、シルバーのハカイダー3人衆を作りあげていた。
だが、悪の力が増大して市民の平和な生活が脅かされる時、仁王像の中に隠された人造人間が誕生する仕組みが出来ていた。ハカイダー4人衆の出現と同時にそのシステムは作動し、仁王像の中からキカイダー01が出現。アキラ少年が握る重大な秘密をめぐって、ゼロワンとハカイダー4人衆の争奪戦が始まった・・・】


■ハカイダー4人衆の追撃を振り切ったキカイダー01とアキラ。公園内の池のほとりで一休みするためダブルマシンを停めたゼロワンは、人間態のイチローに戻ってアキラにいくつか質問を試みた。
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だがこの少年は、自分の名前がアキラであるという以外、生い立ちもどこへ行きたいのかも答えられない。少年がなぜハカイダーに狙われるのか、手がかりをつかめないままのイチローであった。

上半身裸になってひなたぼっこをしているアキラを見ながら、「この子が奴らにとって、どんな重大な秘密を握っているというのだ?」そう考えたとき、アキラの背中に正三角形に並ぶ3つの黒い点があることに、イチローは気づく。

だがその時、イチローの高感度な耳に、女の悲鳴が飛び込んできた。それが気になるイチローは、絶対に動かないように言い含めてアキラをこの場所に残すと、悲鳴を上げている女の元へダブルマシンを走らせるのだった。
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イチローが去っても、アキラはある方向を見つめるようにしてじっとしている。そのアキラの背中に池の水面の乱反射した光が当たり、ある模様が浮かび上がった。それは、何かの電子回路図のようにも見えた。

女の悲鳴は、ブルーハカイダーが老女を拷問しているためであった。電磁ムチが首に巻き付いて、苦しいあまり悲鳴をあげる老女。ゼロワンは、ブルーハカイダーを追い払って老女を助けた。だが、老女は気を失っており、襲われた理由を聞くことが出来ない。
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老女に声をかけるゼロワンは、首筋付近の肌の色が違うことに気がつく。どうやら、変装をしているようなのだ。首すじ付近の皮をめくり上げると顔面とカツラが取れ、その下の正体は美しく若い女性であった。

通りがかりのカメラマン・百地頑太にこの女性を病院へ連れていくよう託したゼロワンは、アキラの待つ場所へ取って返した。だが、アキラの姿はそこには無かった。アキラはレッドハカイダーに捕らえられ、ハカイダー基地へ連行されてしまったのだ。

ゼロワンは、ハカイダー基地を目指す。ハカイダーも、ゼロワンが来ることを予期している。ハカイダーは基地への道すがら、強力な地雷を埋め込んでおいた。ここを通らなければ、ハカイダー基地へはたどり着けない。この地雷原を突破できるか、ゼロワン!

『(ハカイダー)いかにゼロワンとは言え、この地雷原を突破できることはあるまい!来たな、ゼロワン。フフフフ』

地雷原の中を、何も知らないゼロワンはハカイダー基地目指して、サイドカーのダブルマシンを疾走させた。
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【ナレーション】
ダブルマシンが地雷を踏む。が、地雷が爆発する速さよりもダブルマシンが通過する速さの方が、遥かに勝っていたのだ。

『フーム、恐るべきゼロワンめ!・・・殺せ!』
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ゼロワンは、ハカイダー基地への潜入に成功する。暗い洞穴を進み、ハカイダー3人衆の攻撃を退けて基地の中枢区画へたどり着いたゼロワンは、そこに捕まっているアキラを解放すると連れて逃げていく。
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ゼロワンが敵から奪ったヤリを投げたところ、偶然に基地の自爆装置ボタンに命中した。それに気がついたハカイダー達は、焦って逃げ出していく。アキラと共に脱出したゼロワンの目の前で、ハカイダー基地は大爆発を起こし壊滅してしまうのだった。

怪我をしているアキラを介抱している時に、アキラの胸ポケットにお守りが入っているのを見つけるイチロー。お守りの中を見ると写真が1枚入っていて、アキラと女性が並んで写っていた。裏返すとそこには「アキラちゃんとリエコ」と書かれている。

この写真の女とブルーハカイダーに襲われていた女が同一人物であることを、イチローはすぐに理解した。
『アキラ君。このお姉ちゃんは、君の一体なんだい?』

だが、アキラは何も答えない。何も覚えていないのではなく、誰かに記憶を消されているのかもしれないと、イチローは思った。

アキラを一人にしてはおけないし、一刻も早く両親のもとへ返してあげたいと、イチローは思った。そしてリエコというこの写真の女が、少年について何かを知っているに違いないと、イチローは思った。

ゼロワンとハカイダー部隊の壮絶な戦いは開始された。アキラ少年の握る重大な秘密とは何か。アキラの父は、母は、謎の美女リエコは何を知っているのか。(終わり)


★★★★★★★★★★★★
ゼロワンの動力源は、頭部にある太陽電池によって発生するエネルギーである。設定資料によると、常時太陽光が得られる場所ではキカイダーよりも強力だが、日没後や海底など太陽が届かない場所では、出力が10分の1になってしまう。太陽エネルギーを取り入れやすくするため、キカイダーと比較して頭部にある機械部分の露出が多い。カラーリングはキカイダーとは逆で右半身が赤く、左半身が青い。

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キカイダー01(3) [ゼロワン・ドラマ]

《第2話 ハカイダー四段攻撃とは何か!?・前編》を取りあげます。

原作;石ノ森章太郎
企画;平山 亨・吉川 進
脚本;長坂秀佳
音楽;渡辺宙明
技斗;三島一夫
監督;畠山豊彦


【前回までの話は・・・
ハカイダー基地に突入し捕らわれていたアキラを救出したキカイダー01は、その猛攻によってハカイダー基地を完膚なきまでに破壊した。ハカイダーはゼロワンへの怒りを込めて新たなる基地の建設を急ぐとともに、世界征服に絶対必要なアキラの持つ秘密を得るため、ハカイダー3人衆にアキラ奪還の命令を下した・・・】

■『ゼロワンめ!このまま、のさばらせてはおかんぞ!アキラをひっとらえてくるのだ、行け!レッド、シルバー、ブルー!』

一方、ブルーハカイダーの拷問から助けだした女性が東都病院に入院していることを知ったイチローは、アキラを連れてダブルマシンで出かけていく。
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アキラの持つ写真を看護婦に見せ、入院患者がリエコであることを確認したイチローだが、病室に入った時にはリエコの姿は消えていた。
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ハカイダー3人衆のひとりレッドハカイダーが、リエコの病室をミサイル・ボーガンで狙っている。イチロー達がリエコの病室に入ってきたところを、ボーガンの矢で狙うのだ。
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だが、病室に入ったイチローは危険を察知して、とっさに看護婦とアキラを突き放して病室の外へ逃がすのだった。病院内の壁や廊下に次々と矢が撃ち込まれ、逃げる3人。病院の建物から出た3人は、病院の庭園内にある森へ逃げ込んだ。
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一時3人の姿は木々の緑が隠してくれたが、レッドハカイダーのボーガンは執拗に3人を狙ってくる。看護婦がふとアキラの表情を見て、誰かに催眠術をかけられている可能性を指摘した。自分の生い立ちや家族のことが解からなくなっているのは、そのためらしい。

レッドハカイダーのボーガンは、まだ3人を狙っている。繁みに身を隠しながら、イチローは次に取るべき行動を考えていた。アキラを励ましながら、イチローは走る準備をしていた。

『アキラ君。怖いかもしれないが、僕を信じるんだ。逃げなければ、奴らに捕まってしまうんだ!』

看護婦と別れ、アキラを抱えて走るイチロー。レッドハカイダーを振り切ったが、今度はブルーハカイダーとシルバーハカイダーが攻めてきた。イチローはアキラを抱えてひたすら走り、休園中の遊園地へ逃げ込んだ。

遊園地は、すでにハカイダー部隊の戦闘員アンドロボット達が周りを囲んでいた。少しずつ包囲網を狭めながら、アンドロボットが迫ってくる。人がいないガランとした遊園地内で、誰も乗っていない遊具が動いている。

遊具を動かしてアキラの居場所を隠そうと考えたイチローは、アキラをジェットコースターに寝かせるように乗せると毛布を被せて隠し、スタートのスイッチを入れた。

コースターが走行している間に、イチローはゼロワンに変身して敵をせん滅してしまうつもりであった。その様子を高所から見ているレッド、ブルー、シルバーのハカイダー3人衆。

ハカイダー3人衆vsイチロー。アンドロボットたちをなぎ倒しながら、イチローは3人衆の繰り出す武器から瞬時に身をかわしていた。

レッドハカイダーのボーガンの矢を立木でかわしたが、ブルーハカイダーの電磁ムチがイチローに襲いかかる。イチローが地面を左右に転がりながら間一髪ムチをかわした後には、電流が流れ地面から火花が散った。
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イチローは園内を走る蒸気機関車の客車の上へジャンプすると、頭部の太陽電池を起動させてゼロワンに変身した。
『チェンジキカイダー、ゼロ、ワン!』
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この間にもアキラを乗せたジェットコースターは、刻一刻と駅へ近づいていく。ボーガンの矢をアンドロボットを盾にしてかわしたゼロワンだが、電磁ムチがゼロワンの首に巻き付いてしまう。

『(ブルー)どうだゼロワン、苦しいか!』
『お、の、れ!』
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ブルーハカイダーが5万ボルトの電流をムチに流すがゼロワンはビクともせず、チョップで電磁ムチを切断すると、高くジャンプして逃げていくのだった。やがてジェットコースターが駅に到着した。

『(ブルー)あのガキを捕まえろ!』

ハカイダー3人衆はゼロワンを仕留めることをあきらめ、アキラを捕まえにジェットコースターの駅へ走って行く。だが、到着したコースターの座席で毛布を被って乗っていたのはアキラではなく、パンダのぬいぐるみであった。

『(レッド)くそ、ゼロワンめ!生かしてはおかんぞ!』
その頃、アキラを乗せたダブルマシンは、追跡者も無く疾走していた。建設中のハカイダー基地へ戻って来た3人衆は、報告を聞いたボスのハカイダーに殴り倒されてしまう。

『(ブルー)俺たちは、負けたわけじゃない!』

『3人がかりでゼロワンひとり倒せなくて、偉そうなことをほざくな!今後お前達には、勝手なマネは許さん!ゼロワンをやるなら、まず俺を呼べ!四人がかりで、ハカイダー四段攻撃をやる・・・』

『(3人一緒に)四段攻撃?!』
(つづく)


★★★★★★★★★★★★
ゼロワンに出てくるヒロインといえばビジンダーの志穂美悦子氏を推すだろう。が、謎の女・リエコ役の隅田和世さんも、なかなかよかった。この女優さんの表情が好きで、お姉さんになって欲しいなぁと憧れたものだ。

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キカイダー01(4) [ゼロワン・ドラマ]

《第2話 ハカイダー四段攻撃とは何か!?・後編》を取りあげます。

【前回までの話は・・・
リエコが東都病院に入院していることを知り、イチローはアキラを連れて出かけて行った。だが、病室からリエコの姿は消えており、レッドハカイダーのボーガンがイチロー達を狙っていた。逃げるイチローとアキラは休園中の遊園地へ逃げ込み、そこでハカイダー3人衆と戦うことに・・・。だが、イチローは三人衆をうまく騙して、遊園地からアキラを連れて逃げることに成功した・・・】


■ハカイダーは、アキラを奪還できずに基地へ戻って来た3人衆の不甲斐なさに、怒りを爆発させていた。だが、今度ゼロワンと出会ったら、四人がかりで「ハカイダー四段攻撃」を使うと言って去っていく。ハカイダー四段攻撃とは、一体どんな技なのか。

建設途中のこの新ハカイダー基地には、アキラの居所をキャッチできるマジックレーダーが装備されていた。アキラの服に縫い付けてある小型発信器の電波を受信して、どこにいるかは手に取るようにわかるのだ。

一方、ハカイダー3人衆からうまく逃げて来たイチローとアキラは、病院の看護婦にアキラを預けると、風車小屋の所で待つよう約束して、様子を見に出かけて行った。だが、ほどなくして、ふたりの元へイチローが戻って来た。

『やぁ、アキラ君。遅くなって、すまんすまん。お腹が減っているだろう?さぁ、アキラ君。行こう!』
『お兄ちゃんじゃ、無い!』

戻って来たイチローを、ニセモノ呼ばわりするアキラ。強引に手を引いて立ち去ろうとするイチローに、看護婦はアキラ君を幸せにしてあげて欲しいと言うと、走って行ってしまうのだった。
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周囲に人がいない場所まで来た看護婦は、自分の顏の皮膚をはがすようにして仮面を取った。その正体は、リエコであった。謎の女リエコは、今までにアキラを連れて行動するイチローの様子を、陰から観察して来た。

そして、イチローは信頼できる人物だと判断したのだ。だから、自分の手でイチローへアキラを無事に渡すことが出来て、リエコは満足だった。

だが、リエコが歩いていると、ダブルマシンに乗ったイチローが通った。イチローはリエコを見て、訊ねたいことがあると迫って来た。

『アキラ君は、どうしてハカイダーに狙われるんです?アキラ君は、どんな秘密を握っているんですか。あなたは、アキラ君の何なのですか?この写真がある限り、知らないとは言わせませんよ!』
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そう言って、アキラのお守りに入っていたリエコとアキラが一緒に写った写真を見せるイチロー。だが、リエコは何も答えようとはしない。イチローはアキラが行方不明になっていることを告げ、リエコに訊ねるのだった。

『風車小屋で待っている様に言ったのに、看護婦もアキラ君もいなくなっているんです』
『えっ!・・・それじゃ、さっきのイチローさんは・・・』

ニセ者のイチローにアキラを連れて行かれたことに気づいたリエコは、イチローに哀願した。
『アキラちゃんは、あなたに化けたハカイダー部隊にさらわれたんです。助けてあげて!』

その頃、アキラと二人になったイチローは騒ぐアキラに向かって怒るような怖い顏になり、シルバーハカイダーの正体を現す。嫌がるアキラを脇に抱えると、バイクで連れ去って行くのだった。

シルバーハカイダーがハカイダー部隊と合流した時、どこからか聞こえてくるトランペットの音色。ハカイダー部隊は、四方を崖で囲まれたその場所を見回して、トランペットの音色の出どころを探すのだった。
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『どこだ、どこだ・・・おお、見ろ!』

『悪のある所必ず現れ、悪の行われる所必ず行く。正義の戦士キカイダーゼロワン!ハカイダー!貴様が基地をどこへ移そうと、この俺がいくつでもつぶしてやる!無駄なあがきは止めたらどうだ!』

『ほざくな!』

イチローはゼロワンに変身するため、頭部の太陽電池を起動させた。
『チェンジキカイダー、ゼロ、ワン!』

シルバーハカイダーからアキラを取り返したゼロワンは、アキラに安全な場所に隠れるように言って逃がすと、襲ってくるアンドロボットたちを叩きつぶしにかかった。

だが、太陽は西に傾き始め、ハカイダー4人衆と戦うにはとても不利な状況下だ。太陽光線が弱くなって、太陽電池の活動が鈍くなっていくのだった。

【ナレーション】
ゼロワンの動力エネルギーは、すべて前頭部にある太陽電池から得られるシステムになっている。太陽が沈むと、ゼロワンの能力は10分の1になってしまうのだ。
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『(夕陽が沈んでいくのを見て)しまった!太陽があるうちに、せめてハカイダー基地だけでも爆破しておかなければ!』

ゼロワンドライバーで、キリモミしながら敵を蹴散らしていく。その勢いでハカイダー基地へ潜入すると、基地内にいたハカイダーとの戦いに競り勝ち、基地内のマシンを次々と破壊していくゼロワン。

基地内はマシンが誘爆を起こし、もはやハカイダーもなす術がない。ハカイダー基地から脱出したゼロワンを、夕陽が赤く染めている。ドーンという大音響と共に爆発が起こり、建設中のハカイダー基地は炎に包まれた。

だが、太陽は完全に沈み、薄暗い闇の中で能力が10分の1に落ちたゼロワンは、ハカイダー3人衆に捕らえられてしまう。3人衆のバイク攻撃に引きずられ弄ばれているゼロワンを、岩陰から悔しい思いで見ているアキラ。

このピンチを逃れるために、エアクラフトで上昇することを決意するゼロワン。だが、上空には満を持してハカイダーが待っていた。
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『逃げられると思うか、ゼロワン!ハカイダー四段攻撃にかかっては、お前はどこへも逃げられんのだ!』

『(ブルー)初段、ツバメ返し!』
『(レッド)二段、オウム返し!』
『(シルバー)三段、クジャク返し!』

次々と繰り出すハカイダー達のキックとパンチで、ゼロワンの身体は目まぐるしく空中を上下した。そして、3人衆が蜘蛛の巣のように電磁ロープを張って待っている所へ、ハカイダーのとどめの一撃が襲いかかる。

『(ハカイダー)四段、コンドル縛り!』

ハカイダーのコンドル縛りで叩き落とされたゼロワンは、3人衆の張る電磁ロープの上で、トランポリンのように何度もバウンドし、激しく火花を散らして地上へ落下していった。

岩石がゴロゴロ転がる岩場へ落下したゼロワンは、あの激しい攻撃でも致命傷は負わずに済んだ。だが・・・

『しまった!脚が、脚が動かない・・・』
両脚を破壊され、アキラを連れて逃げることが出来なくなってしまっていた。

辺りはすっかり暗くなり、ハカイダー4人衆とアンドロボットは、暗闇の中を必死でゼロワンの死体を探し回っていた。自分の近くへ落下したゼロワンを見たアキラは、泣きながらゼロワンの元へ走り寄って行くのだった。

『アキラ君、男なら泣くな。俺はハカイダーなんかに、負けはしない!』
だが、ここにいては二人とも見つかってしまう。ゼロワンはアキラと一緒に、隠れる場所を探して両腕を使い移動した。
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ハカイダー達は、刻一刻と迫ってくる。
『(ハカイダー)エーイ、しらみつぶしに捜せ!あの身体では、ろくに動けぬはずだ。見つけたら、殺せ!八つ裂きにするのだ!』(終わり)


★★★★★★★★★★★★
今回はハカイダー四人衆が見せ場の「ハカイダー四段攻撃」を見せた。ハカイダーは四人もいるのだ。不公平ではないか!当然ながら、ゼロワンには助っ人が参上する・・・その名は!

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