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宇宙人を探す・2 [宇宙人26/宇宙人を探す]

2016年1月28日、ドイツ・ベルリンのフンボルト大学。天文考古学者のマチュー・オッセンドライバーは、真に驚くべき発見をしたと発表した。二千年ほど前、古代都市バビロンに住んでいた天文学者たちが高度な方程式を作り、木星の動きを追っていた証拠が見つかったというのだ。

天体物理学者のコートニー・ドレシング女史が語る。
『現代の天文学者が太陽系の現象を検証する時、相対性理論などを考慮した非常に複雑なコンピュータ・プログラムを使用します。私達は、古代の天文学者に現代人と同じ計算ができるとは思いませんでした。バビロニア人が、金星の見える時期や季節ごとに見える星座を予測していましたが、木星の動きを高度な方法で算出していたことは予想外だったのです。

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 彼らは、ある夜の空に出ている木星の位置をグラフに点で記入しました。グラフの横軸は時間、縦軸は位置を示します。次の夜以降も、同じように木星が見える位置をグラフに記入していきます。そのあと、点と点を結んでできる台形を使って、木星の動きを計算したのです』

なぜ古代のバビロニア人が、ニュートンによって17世紀に確立されたと言われる数学的概念を理解していたのだろうか。そして、なぜ彼らは、木星の正確な位置を気にかけていたのだろうか。その惑星は重要な神の一人、マルドゥクと結びつけられていたという。

資料館館長のジョナサン・ヤング氏が語る。
『古代バビロニアの最高神は、マルドゥクでした。この神は、木星と関係していました。マルドゥクには、旅立ちと帰還に関する壮大な神話があるのです。古代バビロニアでは、なぜ木星をマルドゥクという神に結びつけるほど重要だと考えていたのでしょうか。マルドゥクは木星から地球へ来た神で、いつか戻ると信じられていたのかもしれません』

現代のブレイクスルー・リッスンのように、古代の様々な文化において、宇宙の研究が進められていた。

前出のヤング氏が語る。
『地球のあちこちに、石で出来た天体観測所があります。それらは天体や天文現象に合わせて配置された石の構造物なので、古代の人々はそのような場所を使って、天体に関する研究を深めていったと考えられます。現代の科学者を魅了しているのは、古代の人々が石を正確に並べていることや、世界中の石の天体観測所がどれもよく似ていることです』

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(上から見たストーンヘンジ)

出版編集者で、古代宇宙飛行士説論者のジョルジョ・ツォカロス氏は語る。
『古代の天体観測所は、一か所だけではありません。巨石を使って築かれた構造物は、世界中に少なくとも10か所存在していることが判っています。もっとも有名なのは、ストーンヘンジでしょう。それらの天体観測所はすべての星ではなく、特定の星の動きを追うために使われることが多かったのです。

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(横から見たストーンヘンジ)

 その星とは、オリオン座やシリウス星、プレアデス星団です。なぜ、それらの星を追っていたのでしょうか。巨石の天体観測所には、プレアデス星団やシリウス星やオリオン座から何者かがやってきて、私達の祖先に知識を授けたという伝説が結びついているのです。天体を観測するということは、私達の本能的な行動なのでしょう。同じ種の地球外生命体が、すべての古代文明を訪れたのだと思います』

バビロニアをはじめとする古代文明は、地球外生命体からの合図を求めて、天体を観測していたのだろうか。そうだとしたら、彼らは地球外生命体とコンタクトしていたのか。

古代人が取り付かれたかのように星の動きを追っていたのは、彼らが宇宙人を探していた証なのか。そうだとしたら、数百年あるいは数千年前に宇宙人とのコンタクトがあったということなのか。そして、古代の石の天体観測所は、現代の宇宙人探しに大発見をもたらすのだろうか。
(つづく)


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太陽系の中で、木星は大きさ、質量ともに最大の惑星である。太陽を直径 1 m の球とすると、木星は約 560 m 離れたところを周回している直径10cmの球となる。公転周期は11.86年で、ガリレオ衛星と呼ばれる4つの衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)を持つ。英語でジュピターと言い、ギリシア神話の神ゼウスと同一とみなされるローマ神話の神ユピテル(ラテン語)を語源とする。その意味は、「天空の父たる神」または「日の父たる神」である。
これだけ内容のある巨大惑星である。古代人にとっては、気になる存在であったのだろう。

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宇宙人を探す・3 [宇宙人26/宇宙人を探す]

1934年夏、アメリカのウィスコンシン州バロン。9歳のコーラル・ロレンゼンが、空を横切る平たい形の飛行物体を目撃した。それは音を立てずゆっくり北西の方へ動き、水平線のむこうに消えて行った。このわずか20秒の遭遇が、UFO調査の流れを永遠に変えることになる。

作家のリチャード・ドーラン氏が語る。
『アメリカにおける初期のUFO研究者に、コーラル・ロレンゼンがいます。彼女は、UFO現象が話題になる1940年代よりも前にUFOを目撃し、生涯調査を続けました』

MUFON代表のジャン・ハーザン氏が語る。
『1951年8月。コーラルはグリーンベイ・プレス・ガゼット紙の記者となり、UFOに関する記事を書きました。すると、似た様な飛行物体を目撃した人々から、大きな反響があったのです』

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(コーラル・ロレンゼン女史)
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(彼女が夫と立ち上げたのがAPRO)

1952年。コーラルは、彼女の夫で元アメリカ陸軍航空隊の将校ジム・ロレンゼンと共に、初の民間UFO調査組織を設立した。空中現象調査組織、通称APRO(アプロ)だ。

前出のハーザン氏が続けて語る。
『コーラルは、UFO現象に関する空軍や政府の対応に失望していました。UFOが実在することを知っていた彼女は、調査を政府に任せるのではなく、民間の組織が必要だと考えたのです』

作家のニック・レッドファン氏が語る。
『ロレンゼン夫妻は、UFO現象を調査するには各分野から専門家を集めて組織を作り、目撃報告を検証して、その飛行物体の正体を探るのが一番だと考えました。最盛期には、APROの会員は三千人を超えていました。多くの会員が現場で調査し、情報を集めたのです。そうして、多数の信頼できるデータをまとめました。プロジェクト・ブルーブックやプロジェクト・サインをしのぐ成果を上げたのです』

MUFONの研究部長ロバート・ポーウェル氏が語る。
『APROは、UFO現象を現地で調査する初の民間組織でした。この組織の設立が突破口となり、他の組織も作られ始めたのです。そのうちの一つが、NICAP(ナイキャップ)でした。第二次世界大戦で誘導ミサイルを開発したことで知られるS・ファーニ少将がNICAPの設立に携わり、その会長となりました。
 さらに興味深いことに、CIAの長官を務めたH・ヒレンケッター少将も会員の一人だったのです。UFOが実在するかどうかを知るべき人物がいるとしたら、CIAの長官が真っ先に思い浮かぶでしょう。1960年に、ヒレンケッター少将は次の三つのことをはっきり述べています。
①UFOは実際に存在している
②ソ連の航空機ではない
③UFO現象の科学的な研究は不十分である 』

元CIA長官が、UFOは実在すると認めていたのか。ヒレンケッター少将は、地球外の宇宙船が地球に来ている確かな証拠を見つけたのかもしれない。彼が大胆な発言をしても、政府は信憑性の高い目撃報告は無いという姿勢を貫いた。だが、UFOの研究団体の数は増え続けた。

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1969年5月31日。APROのメンバーだったウォルト・アンドラスがミズーリ州とアイオワ州とイリノイ州のボランティアから成る調査組織を作った。州西部UFOネットワークとして始まったその団体は、のちに相互UFOネットワーク(MUFON・ムーフォン)と改名し、世界最大のUFO調査組織へと成長したのである。

元イギリス国防大臣のニック・ポープ氏が語る。
『現在MUFONには、何千人という会員がいます。州ごとに責任者が置かれ、アメリカ全土をはじめ、他の国にもたくさんの調査員がいるのです。MUFONはAPROとは方針が違い、州ごと置かれた支部の自主的な活動を認めています。支部が独自の会議を開催し、独自の研究プロジェクトを進め、現地調査も独立して行うことができるのです』

UFO研究家のクリストファー・チャコン氏が語る。
『UFO現象に関する人々の意識が変化したことで、そのような組織の人気が高まりました。UFOが異星人の乗り物かもしれないと知り、人々は空に飛行物体を探すようになったのです』

古代宇宙飛行士説では、宇宙人は人類史を通して地球を訪れていると考える。それならなぜ、20世紀半ばになってにわかに人々が地球外生命体との遭遇の証拠を探すようになったのか。宇宙人自らが、人類に注意を向けさせるよう仕向けたのではないかという説もある。

前出のポープ氏が語る。
『コーラル・ロレンゼンはAPROを立ち上げ、ウォルト・アンドラスがMUFONを作ったことは、彼ら自身のUFOとの遭遇体験がきっかけとなっています。それは、単なる偶然ではないのかもしれません。ロレンゼンやアンドラスのような人物が、意図的に選ばれたとは考えられないでしょうか。偶然に思えるUFOとの遭遇も、何者かの意図が働いているように思えるのです』

地球外生命体は、人類の大部分にその存在を隠しているが、ある特定の個人を選び、彼らに大いなる真実を明らかにさせようとしているのだろうか。そうだとすれば、コーラル・ロレンゼンが最初に奇妙な飛行物体を目撃した1934年から、宇宙人は人類と再会するための計画を実行に移したのかもしれない。更なる証拠を求めて、地球外生命体とのコンタクトを試みる研究を詳しく調べてみよう。
(つづく)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
UFOをよく見る人物は宇宙人に選ばれているという意見には、同意したい。この広い空の下でUFOを見られる確率なんて、ちっぽけなものだ。それなのに写真や動画を撮ることができるのは、事前にUFO側から連絡(もちろん、本人には意識できない)が来て、無意識に用意をするからに違いないと思うのだ。

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宇宙人を探す・4 [宇宙人26/宇宙人を探す]

1977年8月15日。アメリカのオハイオ州デラウェア。オハイオ州立大学のビッグイヤー電波望遠鏡で天文学者のジェリー・R・エーマンが地球外知的生命探査プロジェクト(SETI)の調査を行っていた。記録したデータを確認した彼は、いて座の方向から奇妙な信号を受信したことに気づいたという。

作家のデビッド・ウィルコック氏が語る。
『SETIの研究者たちは、1420メガヘルツという周波数の電波を探しています。これは、水素原子が放出する電波の周波数です。水素は宇宙に溢れているので、地球外生命体が通信に使うと考えたのです。ビッグイヤー電波望遠鏡でSETIの調査をしていたジェリー・R・エーマンは、1420メガヘルツの信号を72秒間受信しました。その72秒間の電波は非常に奇妙で、人工的な電波に似た特徴があったといいます。

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 何者かが意図的に送信したようなものだったのです。彼はそのデータをプリントアウトして横に「Wow!」と書いたので、「ワオ!シグナル」と呼ばれています。今日までワオ!シグナルの合理的な説明は見つからず、解読もされていません』

このワオ!シグナルの発信源については、地球のラジオ放送や彗星の尾など、様々な説がある。だがSETIは、それが現代人と地球外生命体の初めての無線通信である可能性を捨ててはいない。近い将来、その発信源となったエリアを再調査する計画だという。

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(電波望遠鏡の巨大さが想像できる)

長年続けられてきた宇宙人探査プロジェクトを見学するために、2016年3月、研究者で雑誌発行者のジョルジョ・ツォカロス氏はカリフォルニア州ハットクリークのアレン・テレスコープ・アレイ(アレン望遠鏡網)を訪ね、SETIの上級天文学者セス・ショスタックと会った。

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(広大な土地に広がるアレン・テレスコープ・アレイ)

以下は、ツォカロス氏(T)とショスタック氏(S)との会話。
T;『この見事な施設について、説明してください』
S;『ここは天文台です。厳密には電波天文台と言って、この42台のアンテナが電波を探しています。探しているのは、地球外の知的生命体が発している特別な電波です。たくさんのアンテナを使えば、広い範囲を調べられます。一度に複数の天体系を、観測できるのです』

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(巨大な反射板をゆび指すショスタック氏)
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(コンピュータ画面に映し出される解析データ)

T;『なぜ電波なんですか?電波に何か重要な意味があるんでしょうか』
S;『電波は光の速さで進みますし、宇宙のガスやチリを通り抜けることができます。銀河のある場所からある場所にメッセージを送りたいなら、電波を使うのが良いんです。この装置の仕組みはシンプルです。宇宙から電波が送られてくると、この大きな反射板が電波を反射します。向きを変えられた電波は、向こうの端にある別の反射板に行った後、内部にある受信機で捕えられます。
 そのデータが、ケーブルでコントロール室に送られるのです。ケーブルを通ってきた電波信号はデータ処理された後、このコンピューター画面に映し出されます。ここで、地球外生命体からの信号かどうかを判断するのです』

ここでツォカロス氏は、ショスタック氏に地球外生命体からの電波を受信したらどうするのかを訊ねた。

すると、ショスタック氏は次のように答えた。
S;『もし地球外生命体からの電波らしきものを受信したら、まずアンテナの向きをずらして信号が消えるかどうか確かめます。そして、アンテナをまた星の方へ戻して、再び信号を受信するかどうかを確認します。それを繰り返して5回以上確認できたら、初めて喜べます』

ショスタック氏は、自信を持って次のように話した。
『ワオ!シグナルへの関心は、消えていません。このアレン・テレスコープ・アレイを使って、その信号が発せられたエリアを探したいと思っています。より広い周波数帯を調べられるので、今も信号が出ていれば、もちろん見つけ出せます』

SETIがワオ!シグナルの解明に挑む一方、NASAのケプラー宇宙望遠鏡の観測チームは、他の天体系に地球外生命体の痕跡を探し続けてきた。だが、アメリカ政府は、宇宙人とのコンタクトを否定している。

2015年9月、五年以上ケプラー宇宙望遠鏡のデータ分析を行った研究者たちが、KIC 8462852という星の驚くべき現象を発見したという。この星は、発見者の名にちなんで「タビーの星」と呼ばれている。

前出のウィルコック氏が語る。
『タビーの星から発せられている光の強さが、変動していることが判ったのです。しかも、その原因は、彗星でも惑星でも小惑星でも星の周りを回る破片でもありませんでした。変わったパターンで光の現象が起こり、この星から発せられている光が21パーセントも弱まっているという分析結果が出たのです。星が暗くなるのは、地球外生命体が巨大な建造物を造ったからだという説を論文で発表している科学者もいます。

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(恒星を包むようにして球体を建造するダイソン球のイメージ)

 この建造物は、「ダイソン球(ダイソンきゅう)」と呼ばれるものです。ダイソン球とは、恒星のエネルギーを利用するために、その星を覆うように建てられた巨大な建造物です。この説は、大変革をもたらすでしょう。なぜなら、星全体のエネルギーを利用できるほどの高度な文明が存在していて、それを宇宙望遠鏡で確認できるんです』

生物がいる惑星を探していた天文学者たちが、偶然太陽系外の文明を発見したのだろうか。そうだとしたら、アメリカ政府は、なぜ地球外生命体とのコンタクトを否定しているのか。「タビーの星」の発光パターンが変動している真の原因はまだ見つかっていないが、世界各国の政府は地球外生命体が存在することをすでに知っており、その探索に力を入れていると、古代宇宙飛行士説の提唱者たちは言う。
(つづく)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
1960年にアメリカの物理学者フリーマン・ダイソンが考察した仮説「ダイソン球」を太陽系に置き換えると、真っ赤に燃える太陽の周囲を巨大な殻で覆って、その太陽から出るエネルギーを漏れなく使っちゃおうという、途方もない仮説なのである。アッチッチ!

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宇宙人を探す・終 [宇宙人26/宇宙人を探す]

2005年9月、カナダのトロント。1963~1967年までカナダの国防長官を務めたポール・ヘリアーがUFOの存在を信じていることを公表し、世界中で大きく報道された。それだけでなく、アメリカ政府はUFOの存在を認識していることを長年隠してきたとも述べた。ポール・ヘリアーは、UFOに関する情報を暴露した最も地位の高い政府高官だ。

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(ポール・ヘリアー氏)

元カナダ国防長官ポール・ヘリアー氏が語る。
『アメリカや世界の未来にとって、非常に深刻な問題があります。私は、その問題を公に議論すべきだと考えました。率直に、知性的に。問題の一つは、アメリカが宇宙戦争を始める可能性です。そこで私は、UFOがふつうの飛行機と同じように実在していることを公表しました』

作家のニック・レッドファン氏が語る。
『月面を歩いた6人目の宇宙飛行士エドガー・ミッチェルも同じように、複数の種の宇宙人が地球を訪れていると言っています』

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(エドガー・ミッチェル氏)

元アポロ14号宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏が語る。
『これは、知る人ぞ知る情報です。いくつかの種の宇宙人が、地球を訪れていることを知っている人々がいます。それは、かなり昔から知られている話のようなのです。アメリカ軍の関係者は、軍の施設の周辺でUFOを目撃しています。UFOが現れて、ミサイル実験施設や航空機に搭載されたミサイルを破壊しようとした、という報告もあります。宇宙人の訪問者たちは、特に私達の軍事力や核保有能力を喜ばしく思っていないようです』

前出のレッドファン氏が語る。
『アメリカ軍は宇宙人の脅威に対抗するために、月面に秘密基地を建てているとUFO研究者は考えています。敵意を持った宇宙人が地球に来る可能性があるので、その攻撃に備えるのは理に適っていると思います』

月に秘密基地があるのだろうか。そのような主張を初め、元カナダの国防長官ポール・ヘリアーやアポロの宇宙飛行士エドガー・ミッチェルの話は、真実なのだろうか。更なる手掛かりは、最近機密解除された文書に見つかるかもしれない。

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2014年7月20日。アメリカ陸軍は、極秘任務の一つプロジェクト・ホライズンに関する情報を公開した。

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(月面基地・想像図)

前出のレッドファン氏が続けて語る。
『そのプロジェクトでは、人類初の月面着陸の3年前までに月面基地を建てる計画でした。少なくとも20人は収容でき、後から拡張できる基地でした。原子力発電装置や水や酸素の供給設備を備える地球と同等の軍事施設を、月に造ろうとしていたのです』

元イギリス国防大臣のニック・ポープ氏が語る。
『ロケット科学者のヴェルナー・フォン・ブラウンやNASAやアメリカ政府は、宇宙が重要な戦場になると予測していたのでしょう。今後戦争がどのように展開するかと考えた場合、もし次に戦争が起きれば、その舞台が宇宙になることは明らかだと思います』

前出のヘリアー氏が語る。
『アメリカは長い間、最新のテクノロジーを使って新たな兵器を開発してきました。もし地球に接近するUFOを制御できれば、他の国より有利な立場に立てます。そして、それを足掛かりにして、地球を支配できるのです』

古代宇宙飛行士説の提唱者の一部が考えているように、アメリカ軍は月面に軍事基地を建設することに成功したのだろうか。

プロジェクト・ホライズンの名目上の目標は冷戦でソ連よりも優位に立つことだったが、想定されていた敵は地球の大国ではなく、未知の地球外勢力だったのではないかと考える者も多い。

作家のジェイソン・マーテル氏が語る。
『これは、レーガン大統領の戦略防衛構想「スターウォーズ計画」へとつながります。冷戦時代の政策をみると、政府は人々の目を真実からそらそうとしていた可能性があると思います。アメリカとロシアが共同で月面基地を建設しようとしていたか、あるいは、現在設置されているような宇宙ステーションを造ろうとしていたのかもしれません』

前出のヘリアー氏が語る。
『レーガン大統領が提唱した「スターウォーズ計画」と呼ばれる戦略防衛構想は、地球外生命体からの攻撃に備えることができる規模だと思います。地球のならず者国家からの攻撃に、対処するものではないでしょう。入手できるすべての情報を読み解くと、他の国のミサイルではなく、UFOの攻撃からの防御が目的だったことがうかがえます』

プロジェクト・ホライズンの情報が公開されたのは、アメリカ軍が宇宙で基地を拡大している事実から人々の目をそらすためなのか。そうだとしたら、アメリカ軍は何十年もの間、宇宙人を積極的に探索するための準備をしてきたのか。古代宇宙飛行士説の提唱者たちは、そのとおりだという。そして、NASAの最近のプロジェクトで、アメリカ政府は地球外生命の探索に一般市民を参加させているという。

2015年4月21日。NASAは、各分野の科学者が連携して宇宙に存在する生命を探すという、これまでにないプロジェクトを開始した。この試みは、太陽系外惑星システム科学のための連携(The Nexus for Exoplanet System Science)、略してネクサス(NExSS)と呼ばれる。宇宙人の探索に変革をもたらすものだ。

天体物理学者のコートニー・ドレシング女史が語る。
『ネクサスは、関連分野の専門家や機関が連携して、地球外に人類以外の知的生命体がいるのかという大きな謎を解くためのプロジェクトです。天体物理学者、惑星科学者、地球科学者、太陽物理学者などによる様々な研究を一つにまとめ、生命が生きられるのはどんな惑星なのか、そのような惑星が存在する場合、生命がいるのかを探ります』

2009年にNASAのケプラー宇宙望遠鏡が稼働して以来、太陽以外の恒星の周りを回る太陽系外惑星が、二千以上発見された。他にも候補となる星が数千も見つかり、調査や確認が待たれている。

前出のドレシング女史が続けて語る。
『NASAとイェール大学の研究チームによるプラネットハンターというプロジェクトでは、科学の知識を持つ一般の人々、いわゆる市民科学者に惑星を発見する機会を提供しています。市民科学者達は、プロジェクトのウェブサイトからケプラー望遠鏡の観測データを観ています。26万人が二千万の天体のデータを確認しているので、太陽系外惑星をより早く発見できるようになっています』

作家のマイケル・バラ氏が語る。
『NASAがこのようなプロジェクトを進めているのは、彼らがこう考えているからでしょう。
①居住可能な太陽系外惑星がある
②一般市民もその惑星を探せる
③その惑星には宇宙人がいるかもしれない、 と』

MUFON代表のジャン・ハーザン氏は語る。
『私が代表を務めるMUFONからも、変化が判ります。UFOの存在を信じるようになった科学者や技術者や政治家たちから、UFO現象についての問い合わせが来ているんです。地球に来ている宇宙人は何者なのか、なぜ来ているのか、どこから来たのかを調べるうちに、人類の起源や存在理由について深く知ることになると思います』

前出のレッドファン氏が語る。
『地球外生命体を探索することでどんな結末につながるのか、どんな意味があるのかなど、様々な疑問があります。地球外生命体が友好的だと分かれば、喜ばしいニュースです。もし彼らが敵意に満ちているとしたら、世界中が戦争に巻き込まれる可能性もあります』

世界各国の政府が公に地球外生命体を探し始めているのは、その存在をすでに知っているからなのだろうか。もしそうなら、事実を隠しきれない段階に来たということなのだろうか。何千年もの間、宇宙人が地球を訪れていることが明らかになる日も、近いのかもしれない。私達はその存在の証拠を探すだけでなく、彼らが戻って来るのを待つことになるのだろうか。
(終わり)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
人間に良い人と悪い人がいるように、地球外生命体にも善と悪があると思う。知的であればあるほど、性格は極端になるのではないだろうか。もし地球へ訪問した宇宙人が善であれば、地球は高度な科学を持つ幸せな惑星になるだろう。逆に悪であれば惑星間戦争に巻き込まれ、悪くすると人類は奴隷か滅亡かのどちらかを選択することになりかねない。1960年代にテレビで見た特撮ドラマと同じ展開が、我々を待ち受けているかもしれないのだ。

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ダイヤモンド◇アイ(13) [ダイヤモンドアイ・ドラマ2]

今回は、第7話《死の壁を砕け!/ 前編》を取りあげます。

企画;衛藤公彦
原作;川内康範
脚本;田村多津夫
音楽;池多孝春
殺陣;渡辺高光
特技監督;真野田陽一
監督;高瀬昌弘

【前回までの話は・・・ハリケーン作戦によって、大沢山剛造の次に見国化学の三国社長からも20億円を奪うことに成功した源海龍は、北金金融を次の標的にした。だが、またしても雷甲太郎が現れたため、源海龍は計画の邪魔になるライコウの始末を優先させることにする。殺し屋ドリルこと前世魔人ゲララチン送り込み、ライコウとダイヤモンド・アイを追い詰めながら、ふたりの連携プレイの前に倒されてしまう。その様子をじっと見ていたのが、ドリルの妻・猫マスク。彼女は復讐を誓い、カボ子に化けてライコウを倉庫へおびき出した・・・】

◆ライコウは危険を顧みずに倉庫へ飛び込み、赤覆面達に捕まっているカボ子を助けた。だが、そのカボ子は猫マスクの変身で、ライコウは銃を突きつけられて捕えられてしまう。両手に手袋をしたまま後ろ手に縛られ、ロープで逆さ吊りにされたライコウは、光が届かない薄暗い倉庫の中でダイヤモンド・アイを呼べずにいた。逆さ吊りにされたライコウの目をくり抜こうと、猫マスクはナイフを光らせる。

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『観念しろ、雷甲太郎!』

次の瞬間「アッ!」と大声を出したのはライコウではなく、猫マスクであった。倉庫内に積まれた大量の段ボール箱のどこかからトランプカードが高速回転しながら飛んで来て、ナイフを持つ猫マスクの右腕に突き刺さった。

それは、カボ子得意のトランプカード投げであった。ライコウが交通事故にあったというニセ電話に誘い出されたカボ子は、再び店に戻って来て、ライコウが残していった「晴海、キョウエイ倉庫」というメモを見て、ここへやって来たのだ。

カボ子の投げたトランプカードが宙づりにされたライコウのロープを切断し、ライコウは床に激しく激突しながらもすぐに近くの段ボール箱の陰に隠れた。その間にもトランプ攻撃に翻弄される猫マスクと部下たちは、どこから飛んで来るか分からないトランプにやみくもに銃を撃ちながら、倉庫から逃げだした。

『大丈夫?』
『よし!追いかけて、ヤツラのアジトを突き止めてやる!』

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(カボ子を乗せてライコウは猫マスクを追う)

心配そうにかけ寄ってきたカボ子に、ライコウはすぐに奴らを追いかける意思を示した。バイクの後ろにカボ子を乗せると、ライコウは逃げる猫マスクらの車の後を追った。この辺りは倉庫が立ち並び、道路のあちらこちらに材木やパレットが山のように積まれて見通しが悪い。車を追いかけるライコウとカボ子のバイクがカーブを曲がった所で、突然ドラム缶が前方から一本転がって来た。それを見て避けるように急ブレーキをかけたライコウは、前方に倒れている女性を発見する。

『人をはねたんじゃない?甲太郎さんは後を追って!私は病院に連絡するわ!』

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(カボ子に女性を任せ、猫マスクのあとを追うライコウ)

カボ子はバイクを降りると女性の介抱を始め、ライコウはカボ子の言う通りに車を追った。しばらく走ると、前方に乗り捨てられている猫マスクの車を発見。ライコウが車内を覗き込むと、そこには猫マスクと部下の人形があるだけだった。

『猫マスクは確かに車に乗っていた。ずっと後を追ってきたというのに、どこで消えたというのだ?・・・もしかして』

ライコウがひらめいたのは、女性が倒れていた場所だ。あの女性は、猫マスクの変身だったのではないか。ライコウは近くの公衆電話ボックスからスナック「サンダー」へ電話をかけてみるが、店番をしている五郎にカボ子からの連絡は無いと言う。

行方不明のカボ子の手がかりをつかめぬままスナック「サンダー」へ戻って来たライコウは、動きようが無かった。そこへ猫マスクから電話がかかって来た。

『雷甲太郎だな。トランプ遊びの好きなお嬢さんを預かっている。15分後に神宮球場へ来い!』

指定の場所で待っていると、サングラスをかけた男が車でライコウを迎えに来た。目隠しをさせられてその車に乗ったライコウは、車が走り出すとすぐに催眠ガスを浴びせられ、意識を失ってしまうのだった。目が覚めると、ライコウは暗い倉庫のような場所にいた。

ライコウの目が覚めた時、薄暗いこの場所の奥でカボ子は倒れていた。カボ子が介抱した女性は猫マスクで、介抱途中に襲われたカボ子はこの場所に連れて来られ、ムチで叩かれて手足や首に傷を負って気絶していた。

『お嬢さんに手荒なことをしたくはなかったが、こちらの聞くことに答えてくれなかったからね。ライコウ!我々の計画をどこまで知っているのか、素直に吐け!』
『計画?そいつは俺も知りたいね・・・』

猫マスクは、持っていたムチでライコウを激しく叩きだした。薄暗いこの部屋で、どこからムチが飛んで来るか分からず、ライコウは防御のしようが無かった。ヒュンヒュンとムチの音だけが鳴り、激しく叩かれたライコウの口から嗚咽が漏れた。

『ひざまずけ!泣き叫んで、命乞いをしろ!』

だが、どんな時でも、ライコウは助かる道を必死に探している。そして、薄暗い中で見つけたのは、猫マスクが右の腰に付けている短剣であった。ムチが飛んで来る中をライコウは猫マスクの右足に飛びかかり、短剣を抜き取ることに成功した。その時、天の声のように「もうやめよ!」という男の声がした。その声によって猫マスクはライコウを痛めつけることを止め、薄暗いこの部屋から階段を上がって出て行った。腰の短剣を抜き取られたことに、猫マスクは気がついていない様子であった。

『ライ、コウタロウ・・・』
『その声は・・・源海龍!』
『ひと思いに殺してしまうには、惜しいお前だ。源海龍の力を十分に思い知ってから、死んでもらおう。この部屋の恐ろしさを、だんだんに味わいながらな。ハハハハハ』

源海龍の言葉が終わると、ムチに打たれた痛みでライコウは気を失ってしまった。どのくらい時間が経っただろうか、意識が戻ったライコウはまず、縛られているカボ子の縄を猫マスクから奪った短剣で切断した。だが、カボ子は催眠ガスを吸わされているらしく、身体をゆすったくらいでは意識が戻らない。

しばらくすると、部屋中に異様なニオイがしていることにライコウは気がついた。この部屋の隅から流れ出る液体が、亜硫酸ガスを発生させているのだ。コンクリートの壁に囲まれて窓が無いこの部屋では、あと数時間もすれば亜硫酸ガスが充満する。出口とみられるドアは鋼鉄で作られ、持っている短剣では歯が立たない。ライコウとカボ子は、絶体絶命のピンチに陥っていた。
(つづく)


★★★★★★★★★★★★
猫マスクを演じているのは、塩沢ときさんである。塩沢トキさんと言えば、黒柳徹子さんも驚く程の巨大な玉ねぎ型の髪型や、異常に大きなトンボメガネが印象に残っている。残念なことに、2007年にお亡くなりになっている。特撮番組的には愛の戦士レインボーマンに敵役で出演した「魔女イグアナ」が有名である。かなり面白い役で、塩沢女史の当たり役だと思うのだが。

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